「場時盗風:美術館のものを奪う計画」/計画作成者:橋本聡_1/盗品を隠す方法による計画:肉付け(モデリング)- 腹の肥満

盗品を隠す方法による計画:肉付け(モデリング)- 腹の肥満


自身の腹部を肥満(体重2〜300kg)により巨大化させる。あるいは肥満で腹部が巨大な体重2〜300kgの者を共犯者とする。身長も高い方がいいだろう。
手術によって腹部の脂肪を除去する。除去することによって空いたスペースに物をしまえる空間を設置する。その開口部に合うチャックなどを表皮に接続し、物を出し入れできるようにする。その腹部の空間に、美術館のコレクションを隠し入れ、荷物を持っていないことを示し美術館を脱出する。数点を腹の中に収めることも可能だろう。


対象となる作品は腹部に収めることが可能なサイズで、且つ腹に収めるのに相応しい、


ヨハネス・フェルメールのタブロー:
「レースを編む女」(24 × 21 cm)、「真珠の耳飾りの少女」(46.5 × 40 cm)
フィンセント・ファン・ゴッホのタブロー:
「包帯をしてパイプをくわえた自画像」(51 × 45 cm)
コンスタンティンブランクーシの彫刻:
ボガニー嬢 [I]」(44.4 x 21 x 31.4 cm)、「眠れるミューズ」(17.1 x 24.1 x 15.2 cm)


など。


*ヨガの呼吸法によって臓器を移動させる技術を用いることで、腹部のスペースを増大させることもできる。
*応用方法として、義足や義手の部分を隠し場所とするものも考えられる。


はしもとさとし