12月4日に引き続き、日曜日の夕方から特別セッションをします。予約制ではありますが、是非お気軽にご参加ください。もちろん前回参加していない方の参加も大歓迎です。
今回も私も加わり、前回同様、お客さんも一緒に丸くなってお話を進めていきます。
前回は、アメリカ先住民がどのような歴史的な背景の中で、現状の居留地へ追いやられていったのかを、幾つかのトピックを追いかけながら、また、中村寛氏が問題にしてきた、差別や偏見の問題とも照らし合わせながら、ランダムに考えていきましたが、今回は、笠原恵実子さんが今年の夏に行った40日間の足跡を、改めて確認しながら、進めていきます。
その上で、1904年に開催された「セントルイス万国博覧会」での人間動物園の有様などを検証していきます。
時間が足りるかはやってみないとわかりませんが、最終的には、1950年代以降に起こったアメリカ現代美術とアメリカ中西部に埋もれた文化との深い関係を、アグネス・マーティン、ロバート・スミッソン、ブルース・ナウマンなどの仕事から、笠原さんが読み取ろうとしていることについてもお話できたらと思っています。
こばやしはるお
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★特別日曜セッション|リサーチ・フィールドワーク・検証
笠原恵実子[アメリカ先住民、大陸横断鉄道、そしてアメリカ現代美術 #3
http://blanclass.com/japanese/schedule/20161211/
https://www.facebook.com/events/673185826176331/
ゲスト:中村 寛(文化人類学者)/小林晴夫(blanClass)
日程:2016年12月11日(日)18:00〜
入場料:1,600円(要予約・ドリンク別)
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〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。当日でも受け付けますが、準備のため一応メールでご予約ください。
〈タイトル〉イベント名〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数
上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。
info@blanclass.com
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笠原 恵実子 Emiko KASAHARA
- 初期は身体を通じて女性と社会との関係性を考察する彫刻作品を制作。近年は、性別や宗教、国籍や言語など社会を規定する制度とその状況についてフィールドリサーチを行い、その記録を元に制度の曖昧性を示唆する作品を制作している。その手法は彫刻に留まらず、写真、ビデオやパフォーマンス、ドローイングなど多岐に渡る。国内外での個展の他にPARASOFIA(2015),横浜トリエンナーレ(2014),シドニービエンナーレ(2004),光州ビエンナーレ(2001)などで発表。
www.emikokasahara.com
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中村 寛 Yutaka NAKAMURA
- 人間学工房の呼びかけ人/文化人類学者/多摩美術大学准教授。「周縁」における暴力や社会的痛苦、それらに向き合う文化表現、差別と同化のメカニズム、コミュニケーションなどのテーマに取り組む一方、「人間学工房」を通じてさまざまなジャンルのつくり手たちと文化運動を展開する。著書に『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015年)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(大月書店、2010年)。
http://www.ningengakukobo.com/
y-nakamura@tamabi.ac.jp
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小林晴夫 Haruo KOBAYASHI
- 2009年blanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。以来、毎週土曜日の夜に行っているLive ARTのほかに、月イチセッション、週イチセッションなどを企画運営している。編著に『market by market 12 – スカイホーク特集』(1997・マーケット発行)、『Bゼミ「新しい表現の学習」の歴史』(2005・BankART1929発行)がある。2009年「原口典之 社会と物質」(芸術批評誌 REAR no.22)を執筆。