9.24.[ミュージックナイト] 外島 貴幸/星舟庭/安野太郎/low-tec

土曜日の出張blanClassは4組のアーティスト、外島貴幸、星舟庭(原田靖子・岩清水さやか・大鹿智子)、安野太郎、low-tec(開発好明・高安利明)をお招きしての[ミュージックナイト]。 [ミュージックナイト]といっても、ただのミュージックライブでは終わりません。
 最近、いろいろな場所で、必ずしも音楽という形式をバックグラウンドに持たないアーティストによるサウンドパフォーマンス、サウンドインスタレーションやライブイベントがさかんに行われています。その逆に演奏家や作曲家が音楽的な思考をバックグラウンドにこれまた多様なアウトプットをしています。
 blanClassでも、このような作品がこれまでに少なからず発表されてきました。そこでパーティーなどで、そういうアーティストを集めて[ミュージックナイト]という括りでアーティストを呼んでいます。
 今回お招きしたアーティストもバックグラウンドは4組4様です。なぜこれがミュージック? などとは思わずにシリアスから笑いまで、内容も含めて楽しんでください。


こばやしはるお


今週土曜日の出張blanClassは↓
http://blanclass.com/japanese/


[ミュージックナイト] blanClassならではのスーパーライブ!!
ゲスト:外島 貴幸/星舟庭(原田靖子・岩清水さやか・大鹿智子)/安野太郎/low-tec(開発 好明・高安 利明)


日程:9月24日(土)
開場:19:00 開演:19:30
入場料;1,500円/学生:1,300円


外島 貴幸  Takayuki Toshima [カウンターポイント]
1980年東京都生まれ。2004年BゼミLearning System修了。笑いを軸に、マンガやテクストなどを用いた探求と実践。1つのテクストが論理構造を保ちながら次々と変換され続ける「Inventionのための23のvariations」を2008年「Hatena Arenicora」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE)で発表。2009年からテクストとマンガをつかった作品を制作。2010年落語「あたま山」をもとに制作した「頭山変奏曲」をblanClassで発表。


星舟庭 Hoshi Fune Niwa [クラゲにもらったカケラ]
メンバー、原田靖子、岩清水さやか、大鹿智子によって2010年に結成。同年、両国アートトレイスギャラリー、桃園会館虫フェス、ホームパーティ、などで演奏。空間に合わせてオーダーメイドのパフォーマンスを提供するアコースティックな音と朗読のユニット。おしゃべりする音の重なりがヒューモアな感覚をくすぐる。星舟庭名曲アルバム、映像ライブ、制作進行中。


安野太郎 Taro Yasuno [芭蕉ドキュメント(仮)]
作曲家。1979年東京生まれ。ブラジル人と日本人のハーフ。12歳から音楽に目覚め、15歳からその道を志す。東京音楽大学作曲科卒業、情報科学芸術大学院大学IAMAS)修了。ドヤ街生活を経て、横浜に拠点を置き活動中。内外での作品発表歴多数。代表作に人間が世界をどのようにして見ているかに注目した『音楽映画』シリーズ、吹奏楽器の指使いに全く新しい考え方で挑んだビット運指法による一連の作品、等がある。現在、東京藝術大学音楽環境創造科教育研究助手。


low-tec(開発 好明・高安 利明)[ソフトノイズ]
2000年結成。Bゼミでの開発好明、栗原元とのトークショーにゲストとして高安利明に音楽を依頼したのをきっかけに、第一回大地の芸術祭にて本格的に活動をスタート。毎年数回の演奏活動を行う。作曲担当の高安とパフォーマンスを中心とした演奏をする開発好明とのユニット「 low-tec」あらため「"_t(k y)t_"」。身近にある素材や音源を使い、音を楽しむ事主軸に様々アプローチからの音楽を制作している。2004年スーパーデラックスにてライブ。2008年府中市美術館、国立新美術館ほか多数で演奏を行う。+night出演は、[ノイズ音響パフォーマンス](2010年5月22日)。