2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

場所を見る作品

前回のコラムにも書いたように先週までBankART Studio NYKにて写真展を開催していました。そしてそのときちょうど開催時期が重なっていたfull course フルコース 食と現代美術 part6を回りました。 作家達が準備した場所をめぐり、食事とお酒を堪能するフル…

どうやって食べてるんすか?

「増山士郎作品集 2004〜2010」(2010年3月9日 - 28日/現代美術製作所)を観てきた。増山士郎はかつてBゼミ生だった。私はBゼミの助手時代、広報も担当していて、募集要項やBTの広告なんかのデザインを手掛けていた。1998年の秋、印刷屋さんからDTPを勧めら…

出張対談

+columnを始めるにあたって、波多野くんから1つの提案があった。それはビデオを使ってコラムするというアイデア。簡単にいうと、時々にやっている展覧会に行って突撃インタビューをするというものだ。 実は昨年の11月19日に1度黄金町で淺井裕介/狩野哲郎展…

ウラバンナ

どうしても間に合いたかったけど、間に合わなくて、という出来事が少し前にありまして。 新幹線は速いんだけど、それなりの距離にはそれなりの時間がかかるので、新幹線の中をダッシュしてもたいして早くはたどり着かない。 波多野康介

二つの写真展

BankART studio NYKにて写真展を開催しています。 東京綜合写真専門学校研究科の学生によるグループ展で12名が参加しています。僕も作品を発表しています。 会場は2Fなのですが、1FではBankART school飯沢耕太郎ゼミ「ポートフォリオを作る」の受講生有志に…

full course

昨日の夕方、BankaART1929のディレクター、池田修氏と映像作家の本田孝義氏(「船、山にのぼる」の監督)と「食と現代美術 part6 - full course フルコース」をめぐった。http://www.bankart1929.com/ フルコースとはBankART Studio NYKからスタートして他6…

縛る

2月20日のblanClass+night藤川直美の回に熊の役で出演した吉本伊織に鉄管縛りのレクチャーを受けた。 吉本伊織は大道具の仕事をしているだけあって、鉄管縛りだけでなくいろんな縛り方を教えてくれた。 先日その吉本氏はblanClassの毎週月曜の打ち合わせに酒…

実験

前回の+nightは丸山純子のZZFT実験でした。 ビニール紐を張った会場に水槽に入った石鹸水にエアポンプでポコポコ泡が作られる音が流れていました。 そして本番では揚げ物の音、そして滝の映像の下で丸山純子が叫びました。実験といえば小学校や中学校の理科…

写真家だらけ

私は日吉にある東京綜合写真専門学校で「コンテンポラリーアート トレーニングス」という講義と演習を混ぜこぜにした講座をもっている。その学校で教えるようになってちょうど6年、日曜日に卒業式があって、はじめて乾杯の挨拶を頼まれた。 前日の朝まで呑ん…

accept or reject

昨夜久しぶりに矢内原美邦・演出・振付によるダンスパフォーマンス「あーなったら、こーならない」を観てきた。2001年「コーヒー」以来、少なからずニブロールの作品を観てきたが、彼女が描く人間のぶつかり合いを観ていると「accept or reject」という言葉…

雲、波

先日沖縄に行った。 行きの飛行機は窓側を選び、小さな窓から外の景色を2時間近くずーっと見ていた。 富士山が見えるかもしれないと期待していたが、曇っていたので雲しか見えなかった。 沖縄ではチリでの大地震の影響による津波が来ていた。 スケジュールを…

吉本伊織

2月20日の+nightで展示された吉本伊織の作品です。彼は6月の+nightに出演予定中! 『2009年 冬』 2009年 H730×W900 ・・・本当は!』 2010年H600×W920 ともに、キャンバスにアクリル絵の具、黒鉛、墨汁。「流動する」をテーマに制作。 吉本伊織 1978年富山…

頭山インタビュー変奏曲

偶然なのか必然なのか? 先日、2月27日(土)の+nightは伊藤誠つながりな夕べになった。鈴木光くんは誠さんの紹介(武蔵野美彫刻の教え子)なのでストレートに誠つながりなのだが、外島貴幸くんの今回の朗読作品の演目「頭山変奏曲」の素地になった落語「頭…

写真の向こう

WAKO WORKS OF ARTでゲルハルト・リヒターを見ました。 展示は二つの会場に別れていて、片方はオイルペイントともう片方は写真の上にオイルペイントの作品でした。 リヒターの作品は作品集で見たことがあったのですが、実物を見た印象はまるで違うものでした…