3月23日[土]身体ワークショップ、街歩き|神村 恵[裏と表を合わせてみる]@BankART Life7

神村恵さんを共同でディレクションしているblanClass+神村 恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー@BankART Life7ですが、今週から展覧会は始まっております。そしていよいよ来週の3/23から全12回毎週土曜日にLive Artツアーが始まります。イベントは全て予約制(https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/)になっています。ご注意を…。

 

来週3/23(土)、最初のLive Artツアーは、神村恵による身体ワークショップ、街歩きツアー[裏と表を合わせてみる]です。今回の企画の共同でディレクターでもある神村さんは、振付家でダンサーなので、その表現は、そもそも「身ひとつ」が前提の表現をしてきた人かもしれません。それでも、社会人として色々なものをまとったり、背負っているものを改めて考え、靴を脱ぎ捨てて、裸足になって、足裏で都市の地面を捉えながら、地図を再構成する試みです。ぜひ身ひとつで(何も用意しないで?)ご参加ください。

 

こばやしはるお

2024.3.17

 

----------------------
身体ワークショップ、街歩き神村 恵[裏と表を合わせてみる]

横浜の街を裸足で歩いてみます。タイル、アスファルト、土、芝生、コンクリートなど、横浜の街では、近い距離の中に様々な地面・表面が現れます。靴を履いていると感知しづらい表面の異なる質感を、剥き出しになった足で感じながら歩きます。いくつかのポイントでは、歩き以外のワークも行います。 東洋医学では、足裏には全身の縮図があるとも言われます。全身である足裏で踏んだ足元の地面にも、世界全体(のようなもの)を見つけることはできるでしょうか。 怪我や事故などないよう、安全面には最大限配慮しますが、自己責任でご参加ください。雨天の場合は、靴を履いて歩く可能性があります。

(※ 最後の行の注意書きは、別の欄などに記載した方がいい場合は、そのようにしてください)

1回目:2024年3月23日(土) 
2回目:2024年5月18日(土)
集合:14:00 出発:14:30 [60〜80分程度]
定員:15名 料金:¥1,000
受付・集合場所:BankART Station

予約:
3/23 https://peatix.com/event/3872389/view
5/18 https://peatix.com/event/3872578/view
----------------------
神村 恵 KAMIMURA Megumi
振付家・ダンサー
2004年より自身の作品の振付・上演を開始し、国内外で発表を行う。場所との応答関係で動かされる身体に関心を持ち、2022年、東京都国分寺市にてスタジオ「ユングラ」の運営を開始。2021年度より、セゾンフェローⅡ。
http://kamimuramegumi.info

=====================================

blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7 | blanClass ブランクラス

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活します。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクション振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催します。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映します。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設します。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
料金:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。 
イベントへの参加にはご予約が必要です。 
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com

Live Artツアー日程
3/23(土)・5/18(土)神村 恵
3/30(土)・4/20(土) 山本浩貴(いぬのせなか座)
4/6(土)・ 5/4(土)ミルク倉庫+ココナッツ
4/13(土)・6/8(土) 佐々木文美
4/27(土)・ 5/25(土)今井しほか+大石一貴
5/11(土)・ 6/1(土)大東 忍

=====================================

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

淺井裕介 アトリエ・ワン東京工業大学塚本研究室 石内 都 磯崎道佳 ウー・チェンイー 牛島達治 大田黒衣美 岡﨑乾二郎 甲斐貴大/studio arche 片岡純也+岩竹理恵 川俣 正 キム・ガウン 蔵 真墨 小林 椋 佐藤邦彦 さとうくみ子 志田塗装+酒井一吉 島袋道浩 下寺孝典(TAIYA) 白井美穂 SPACESPACE 鷹野隆大 高橋士郎 谷本真理 電子音響ピープル 野老朝雄 中谷ミチコ 西原 尚 蓮輪友子 婦木加奈子 blanClass+神村 恵 みかんぐみ 水木 塁 三田村光土里 光岡幸一 村田 真 矢内原充志 柳 幸典 ヤング荘 吉田山+西山萌+木雨家具製作所 葭村太一 ワークステーション+武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ ほか

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
BankART Station以外の会場の休日および観覧可能時間は、各設置場所に準じます

料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
ヨコトリ連携チケット(ヨコトリ+BankART黄金町バザール)一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円( )は前売料金
連携チケットフリーパス 一般   ¥5,300  横浜市民 ¥5,100 学生 *19歳以上         ¥3,000
BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

それぞれのチケットはBankART StationおよびBankART KAIKOにて販売しています。

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
横浜トリエンナーレ組織委員会馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、その他、作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様

身ひとつで生きる|神村 恵

blanClassの小林さんから、横浜の街で行う企画を一緒に考えてくれないかと依頼があったのは、年末近くでした。なるべく“身ひとつ”で街に出ていき、動いたり考えたりしてみたい、という方向性を示されました。

「身ひとつで生きる」という言葉は、いかにも魅力的な響きを持っています。慣習や前提にとらわれない、孤独を恐れない、なるべくものを持たないなどの、自由で身軽な状態を想起させます。

しかし実際のところ、社会生活を送る以上は、本当に身ひとつで生きることは難しいことだと分かります。公共の場で服を着ていなければ、警察が飛んでくるでしょうし、災害や戦争などの状況で路上に放り出されたら、寒さや暑さ、他者との軋轢、外界との物理的な接触や衝突から自分の身を守るための道具や 環境を、必死で手繰り寄せることになるでしょう。

「身ひとつで生きる」ことは、誰にとっても不可能で、実現してしまうのは避けるべきであるにもかかわらず(であるがゆえに)、情報やものや関係性にがんじがらめになる現代の生活の中で、忌避されながらも、同時に夢見られるような対象であると言えるでしょう。

字義通りに「身ひとつ」を実現することは不可能だとしても、少なくともそれが持つ両義性を、経験するということは可能かもしれません。

「身」という言葉は、人の身体を指すと同時に、皮や表面に覆われた中身を指す場合もあるし、「身を立てる」「身の程を知る」などの表現に見られるように、社会的関係性の中にある状態も意味します。また、「勉強に身を入れる」などの表現があるように、人の心や意志を指す場合もあります。いずれの場合も、何らかの表層に覆われている“中身”、何らかの関係性や空間の中にあるものを指しています。

そのように見ていくと、「身ひとつ」は、剥き出しの状態のように見えても、依然として何かに覆われている、何かの中にある状態だとも言えます。

このイベントにおいて、身ひとつで街に出るとは、自分がなるべく装備や準備を置いて外に出たとき、それでも何かに包摂されている、何かに覆われている状態を改めて発見するというトライアルになるのかもしれません。

もしくは、「身ひとつ」は、都市生活の安全さと便利さに浸っているもの特有のお気楽なファンタジーだということを、確認する作業になるのかもしれません。

3ヶ月間に渡って毎週土曜、6組のアーティストが、横浜の街と対峙し、街を舞台や道具、素材とした何らかの出来事を、参加者の皆さんとともに作り出します。

ぜひ、身ひとつでご参加ください。

 

かみむらめぐみ振付家・ダンサー)

=====================================

blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7 | blanClass ブランクラス

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活します。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクション振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催します。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映します。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設します。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
料金:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。 
イベントへの参加にはご予約が必要です。 
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com

Live Artツアー日程
3/23(土)・5/18(土)神村 恵
3/30(土)・4/20(土) 山本浩貴(いぬのせなか座)
4/6(土)・ 5/4(土)ミルク倉庫+ココナッツ
4/13(土)・6/8(土) 佐々木文美
4/27(土)・ 5/25(土)今井しほか+大石一貴
5/11(土)・ 6/1(土)大東 忍

=====================================

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

淺井裕介 アトリエ・ワン東京工業大学塚本研究室 石内 都 磯崎道佳 ウー・チェンイー 牛島達治 大田黒衣美 岡﨑乾二郎 甲斐貴大/studio arche 片岡純也+岩竹理恵 川俣 正 キム・ガウン 蔵 真墨 小林 椋 佐藤邦彦 さとうくみ子 志田塗装+酒井一吉 島袋道浩 下寺孝典(TAIYA) 白井美穂 SPACESPACE 鷹野隆大 高橋士郎 谷本真理 電子音響ピープル 野老朝雄 中谷ミチコ 西原 尚 蓮輪友子 婦木加奈子 blanClass+神村 恵 みかんぐみ 水木 塁 三田村光土里 光岡幸一 村田 真 矢内原充志 柳 幸典 ヤング荘 吉田山+西山萌+木雨家具製作所 葭村太一 ワークステーション+武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ ほか

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
BankART Station以外の会場の休日および観覧可能時間は、各設置場所に準じます

料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
ヨコトリ連携チケット(ヨコトリ+BankART黄金町バザール)一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円( )は前売料金
連携チケットフリーパス 一般   ¥5,300  横浜市民 ¥5,100 学生 *19歳以上         ¥3,000
BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

それぞれのチケットはBankART StationおよびBankART KAIKOにて販売しています。

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
横浜トリエンナーレ組織委員会馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、その他、作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様

身ひとつで生きる|小林晴夫

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」にblanClassとして参加する。そして期間限定ではあるが、blanClassのLive Artが実に4年ぶりに復活をする。blanClassへのミッションは、このエリアに、もうひとつのレイヤーを創出すること。

このミッションへの回答のひとつは、振付家でダンサーの神村恵さんを共同でディレクターに迎えること。神村さんは、軽やかで、誰とも違う視点からアプローチするアーティスト。きっとこの企画に珍しい視点を持ち込んでくれるはず。そして神村さんとの最初のミーティングで出てきたキーワードが「身ひとつ」だった。

「身」には、何かを、担ったり、抱えたり、背負ったり、何かが、のしかかったり、乗っかったり、何かを、携えたり、従えたり、何かが、刻まれたり、重なったり…、何かに要求され、欲望し、虐げられ、抑圧され、そして今や常に何かと繋がってしまっている。

そもそもダンサーにとって「身ひとつ」が当たり前の条件かもしれないけれど、身体とも、からだとも言わないで、あえて「身」と言い直すことで、できるだけ身軽に、「身」に起こることを考えてみたい。

と、ここまでは昨年末に考えたこと…。ところが、元旦に能登半島地震が起こり、文字通り「身ひとつ」で放り出された遠くの人たちを思うと、不謹慎なのではないかと悩んでしまった。地震だけではなく、戦争や紛争の下、不安定な土地にいる人たちのことだって考えてしまう。

でも逆にだからこそ、誰の「身」にも起こり得る、過酷な状況のことも重ねて、「身」について考えることも可能かもしれない。さらに、ひとつひとつの「身」が、仮に孤立しても、緩やかにつながることができるような、自律分散型の社会を夢見て、「身ひとつで生きる」という言葉に息を吹き込んでみよう。

参加するアーティストは、神村さんも含め、それぞれが独特の視点を持って表現をしてきた6組のアーティストたち。街の上に、街の中に、街の下に、何を見出し、何を重ねてくれるだろうか?

BankArt Stationの展示会場では、Live Artツアーのアーカイブ展示の他に、「身ひとつで生きる〜奥能登アートクラフト」を同時開催しています。これは2024年元旦に起こった能登半島地震で被災した奥能登のクラフトアーティストたちへの応援プロジェクト。チャリティーを兼ねた展覧会です。本日(3/17は諸石健太郎による室塗りの実演が行われています)

 

こばやしはるお

=====================================

blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7 | blanClass ブランクラス

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活します。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクション振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催します。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映します。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設します。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
料金:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。 
イベントへの参加にはご予約が必要です。 
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com

Live Artツアー日程
3/23(土)・5/18(土)神村 恵
3/30(土)・4/20(土) 山本浩貴(いぬのせなか座)
4/6(土)・ 5/4(土)ミルク倉庫+ココナッツ
4/13(土)・6/8(土) 佐々木文美
4/27(土)・ 5/25(土)今井しほか+大石一貴
5/11(土)・ 6/1(土)大東 忍

=====================================

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

淺井裕介 アトリエ・ワン東京工業大学塚本研究室 石内 都 磯崎道佳 ウー・チェンイー 牛島達治 大田黒衣美 岡﨑乾二郎 甲斐貴大/studio arche 片岡純也+岩竹理恵 川俣 正 キム・ガウン 蔵 真墨 小林 椋 佐藤邦彦 さとうくみ子 志田塗装+酒井一吉 島袋道浩 下寺孝典(TAIYA) 白井美穂 SPACESPACE 鷹野隆大 高橋士郎 谷本真理 電子音響ピープル 野老朝雄 中谷ミチコ 西原 尚 蓮輪友子 婦木加奈子 blanClass+神村 恵 みかんぐみ 水木 塁 三田村光土里 光岡幸一 村田 真 矢内原充志 柳 幸典 ヤング荘 吉田山+西山萌+木雨家具製作所 葭村太一 ワークステーション+武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ ほか

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
BankART Station以外の会場の休日および観覧可能時間は、各設置場所に準じます

料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
ヨコトリ連携チケット(ヨコトリ+BankART黄金町バザール)一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円( )は前売料金
連携チケットフリーパス 一般   ¥5,300  横浜市民 ¥5,100 学生 *19歳以上         ¥3,000
BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

それぞれのチケットはBankART StationおよびBankART KAIKOにて販売しています。

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
横浜トリエンナーレ組織委員会馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、その他、作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様

〈blanClassの日〉放送室:良知暁さんとクッキング

10月17日は「blanClassの日」です。

 

「blanClassの日」は、2019年blanClass10周年記念とクロージングを兼ねたイベントのなかで、パーティーの企画をお願いした良知暁さん、永田絢子さんといろいろ相談したときに、お2人の提案を受けて、毎年10月17日に制定されました。

 

「blanClassの日」がどんな日で、どう過ごすのかは、blanClassのその名にちなんで、「」と、からっぽのまま、みんなに委ねられたのですが、その問いは私の身にも降りかかり、「blanClassの日」には〈blanClassの日〉放送室の配信をすることになり、それが恒例になりました。昨年2022年にはインディペンデントキュレーターの水田紗弥子さんをお呼びして、おしゃべりしたのですが、今年は「料理番組」です。


blanClassではイベントに必ず軽食を用意していました。また色々なアーティストたちにお願いして料理をしてもらうイベントもたくさんやりました。blanClassで出された料理を面白がって、大皿料理の分量で「blanClassご飯」のレシピ集を出そうよ。なんていうリクエストもあったので、これまでにはやったことのない「料理番組」に挑戦しました。

 

実際にイベントでも出したことのある、小林晴夫と安部祥子それぞれのオリジナル料理を紹介します。そして特別ゲストに「blanClassの日」制定を目論んだ張本人のひとり、良知暁さんをお呼びして、良知さんがイギリス留学中に作っていた思い出のポタージュを紹介します。

 

3人が作ったお料理は、

 

安部祥子さんが、「卵サンド(4人前)」
小林晴夫が、「カブと柿のバルサミコサラダ(4人前)」
良知暁さんが、「さつまいものスープ(4人前)」


「blanClassの日」は休日というわけではありませんが、ゆるゆると? それともぎこちなく? 3人でおしゃべりしながら、なんだかとってもヘルシーなお食事会でした。


それでは、それぞれの「blanClassの日」を満喫してください。

 


こばやしはるお
2023.10.17

------------------------------------------------------------------------

https://youtu.be/8rHAgUnrStg

2023.10.17 〈blanClassの日〉放送室:良知暁さんとクッキング

youtu.be

10月17日は「blanClassの日」。

毎年恒例の「〈blanClassの日〉放送室」も今年で4回めの配信です。blanClassではイベントに必ず用意していた軽食。色々なアーティストたちにお願いして料理をしてもらうイベントもたくさんありました。

そこで、2023年10月17日の「〈blanClassの日〉放送室」は、アーティストの良知暁さんをお呼びして、お料理番組を収録しました。良知さんは、2019年に行ったblanClass10周年記念&クロージングパーティーの企画をしていただいた際に「blanClassの日」制定を目論んた張本人のひとり…。

今宵はblanClassの安部祥子と小林晴夫と良知暁さんがそれぞれ一品ずつ思い出の料理のレシピを公開しながらおしゃべりします。

----------

分量のおさらい↓

◇安部祥子「卵サンド(4人前)」

食パン6 枚切 8枚
卵 8コ
牛乳 大さじ2
砂糖(素焚糖)大さじ3
塩 小さじ1/2
バター(卵を炒める用)20g
マヨネーズ 80g
〈パンに塗る用〉
バター 適量
からし 適量

◇小林晴夫「カブと柿のバルサミコサラダ(4人前)」
カブ 6コ 柿(種なし) 1コ
塩(塩もみ用) 小さじ1
オリーブオイル(炒め用) 大さじ1(適量)
〈ドレッシング〉
エクストラバージンオイル 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ2
マスタード 小さじ2

◇良知 暁「さつまいものスープ(4人前)」

さつまいも 400g
かぼちゃ 1/8コ
たまねぎ 1/2コ
オリーブオイルあるいはバター
水 400g
コンソメ 1コ
豆乳あるいは牛乳  200g
あれば、ディルやパセリ

----------

良知 暁 Akira RACHI
1980年生まれ。ボーンマス美術大学卒業。言語や記憶、制度に対する関心の下、広範なリサーチに基づいた制作に取り組む。そのほか、歩くことや質問することなど、日常的な行為を通じた芸術実践を行う。主な個展に「シボレート / schibboleth」(space dike、東京、2020-2021)、グループ展に「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」(東京都現代美術館、2022)など。

----------

収録日:2023.10.14
収録場所:blanClass
出演:安部祥子/小林晴夫
ゲスト:良知 暁
撮影:藤川琢史/山本聡志

2023©︎blanClass

Platform || Pause - rest+restore 開催のお知らせ

 

この度、ゴールデンウィークBankART KAIKOで行われるイベント「Platform || Pause」を、私、blanClassの小林晴夫と、アーティストの村田峰紀さんと一緒に企画しました。

 

4月28日(金)から10日間、12組+αのアーティストが、「そもそも休日って何だろう?」をキーワードに、展示、パフォーマンス、ワークショップなど、連日違ったイベントを展開します。

 

今年のゴールデンウィークBankART KAIKOの予定がぽっかり空いているので、何か企画をしてもらえませんか? とBankARTから依頼を受け、昨年「鷲見和紀郎個展」のお手伝いをした流れもあり、共同制作者に村田峰紀の名前もあり、ちょっと面白そうだし、何かできることはないかと引き受けることにしました。

 

KAIKOは横浜では比較的新しくできたショッピングエリアに位置し、横浜市新市庁舎に程近いこともあって、これから中心街へ発展する可能性もあるエリア、これまでのBankARTとは、訪れる人も含めて、また違う個性を持った場所ということも考慮に入れて、ゴールデンウィークや休日そのものをテーマに、パフォーマンスウィークというか、展示も含めた多彩な形式を同時に展開することができるようなプラットフォームとして展開できないかと…、話し合ううちに盛り上がってきた。

 

明治時代にドンタクに湧いたり、昭和の家族がゴールデンウィークに夢見たような「休日」のイメージは、もはや希薄なものになっているかもしれないが、「働き方改革」という言葉だけが一人歩きして、一向に改革の兆しのない今だからこそ、本気で「休み」を考えても良いかもしれない。

 

「休み」といえば、blanClassのLive Artはコロナの直前に休業したので、もう3年半になる。でも私はblanClassどころか、それまでにもいろいろなことを休止させては、また別のことを始めてきたので、コロナ禍というまでもなく、休んでは復活、休んでは復活を何度となく繰り返してきた人生。言うなれば「休み」のプロでもある。まあアーティストなんて、多かれ少なかれ「休み」のプロなのかもしれないけれど…。

 

というわけで、選りすぐりの「休み」のプロたちがお届けする Platform || Pause - rest+restore 休日のプラットフォーム「休養と回復」。休日って何だろうと、ふと立ち止まって考えるGWにしてはいかがでしょう。

 

こばやしはるお

=====================================

 

Platform || Pause - rest+restore

休日のプラットフォーム「休養と回復」

 

イベント会期:2023年4月28日[金]~5月7日[日]ゴールデンウィークの10日間 13:00~21:00(最終日は17:00まで)

オープニングパーティー4月28日[金]19:00~

 

料金:1日券1,000円/フリーパス3,000円

会場:BankART KAIKO

〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57−2 KITANAKA BRICK & WHITE 1F

企画:小林晴夫、村田峰紀

作家:今村遼佑/内田望美/うらあやか/神村 恵/佐藤朋子/鈴木 淳/関 真奈美/西原 尚/松本力+VOQ/光岡幸一/ミルク倉庫+ココナッツ/山本 篤
神村 恵 稽古ゲスト 5/2 木村玲奈(ダンサー・振付家)5/3 矢野昌幸(役者)5/4 高嶋晋一 (美術作家

主催:BankART1929

助成:令和5年度神奈川県マグカル展開促進補助金

 

詳細はこちら

http://www.bankart1929.com/bank2023/news/23_003.html

 

問合せ:BankART1929 info@bankart1929.com TEL 045-663-2812