+ART ENGLISH TRAINING at「新・港村」募集中!!

 8月6日と13日の+nightは夏期休業します。その代わりというわけではありませんが、8/6から横浜トリエンナーレ連携プログラムのBankART Life III「新・港村」にいろいろな企画で参加します。会期中blanClassスタッフが村民として常駐してますので、どうぞお立ち寄りください!!
 というわけで、まずは+ART ENGLISH TRAINING at「新・港村」募集のお知らせです!!
 「新・港村」にはスーパースクールというスペースに全国のさまざまなスクールが同時開催されます。そこで、blanClassも恒例企画の「+ART ENGLISH TRAINING」のダイジェスト版を出張開講します。
 今回の+AETでは、新たにライアン・ホームバーグ氏を講師にお迎えします。ライアンさんは、「ガロ」に代表されるようなマンガなど、1960年代の日本の文化に造詣が深い。幼いころ日本に育ったこともあり、日本語サイドと英語サイドから同時に日本の独自(特殊?)の文化を考えている希有な研究者です。映像的に育っていったマンガを通して、言語というものを立体的に体験できるのではないかと期待をしています。
 前回の+AETでも講師をしていただいた、アズビー・ブラウン、沖啓介、佐藤実、各氏は、前回の講座の延長で、コンセプト、カンバセーション、ボキャブラリーを主軸に、タイトルに「アートで英語を、英語でアートを」としたように、英語とアートの深い関係や、コミュニケーションとしてのアートイングリッシュをそれぞれに展開します。
 初めて本格的に英語を勉強しようという方でも気軽に参加していただけるように、基礎的な講座でありながら、同時に実践的に英語を捉えていこうという、コンパクトで刺激的な内容のレクチャーシリーズ全8回です。


こばやしはるお


+ART ENGLISH TRAINING at「新・港村」詳細、申込み↓
http://blanclass.com/aet


+ ART ENGLISH TRAINING at「新・港村」
アーティストのためのイングリッシュ講座
「アートで英語を、英語でアートを」


◆9月7日・14日(水) Azby Brown 「Art Words and Ideas (in English)」
◆9月21日・28日(水) 沖 啓介
「英語ネイティブ文化人たちから学ぶプレゼンテーション技術」
「非ネイティブ・アーティストたちに見る英語コミュニケーション」
◆10月5日・12日(水) Ryan Holmberg
佐々木マキと1960年代末期の映像的マンガ」
アブストラクションとアメリカン・コミックス
◆10月19日・26日(水) 佐藤 実
「アートの英語 | vocabulary building」

場所 :新・港村(新港ピア)
日程 :2011年9月7日〜10月26日
曜日・時間 :水曜日 19:30 → 21:15 
定員 :30 名
申込金:5,000円
受講料:16,000円
新・港村パスポート(期間中何度でも入場可能):300円
※ 新・港村パスポートは、BankART Life IIIチケットか、特別連携セット券を購入するとついてきます。
学割 :授業料1割引


アズビー・ブラウン Azby BROWN
アーティスト/金沢工業大学未来デザイン研究所所長
1956年米国生まれ。イエール大学にて彫刻/建築を学び1980年卒業。東京大学大学院工学部建築学修士課程を1988年修了。日本建築/デザインについての代表的な著書として、「The Genius of Japanese Carpentry」(1989)、「Small Spaces」(1993)、「The Japanese Dream House」(2001)、 「The Very Small Home」 (2005)、「Just Enough」(2009)/講談社インターナショナル発行、「江戸に学ぶエコ生活術」(2011・阪急コミュニケーションズ)がある。


沖 啓介 Keisuke OKI
アーティスト
多摩美の学生時代からアーティストとして活動を始め、国内外で多数の展覧会を行っている。1980年代後半からニューヨークに住み、第一次湾岸戦争勃発とともに帰国。その後、1998年からカーネギーメロン大学研究員となる。エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像が専門分野。現在は、東京造形大学早稲田大学理工学術院などでデジタル系のアートやデザインを教えている。


ライアン・ホームバーグ Ryan HOLMBERG
美術評論家/マンガ研究者/ライター
日本学術振興会外国人特別研究員として、学習院大学大学院身体表象文化学専攻に在籍中。『Artforum International』、『Art in America』、『Japan Forum』などに、戦後日本を中心として、アート、映画、マンガ評論を執筆。現在は『The Comics Journal』のオンライン版に「戦後オルタナテイーブマンガ史」を連載中、最終的には、本としてまとめる予定。


佐藤 実 Minoru SATO
翻訳家/ライター
1953年生まれ。神奈川県出身。横浜市立大学卒。美術誌の編集、翻訳会社、予備校の英語講師などを経て、1990年頃より美術/音楽関連の翻訳をフリーランスで始める。一般的な絵画、彫刻から現代美術まで、おもに美術館/個人作家/美術大学/画廊などさまざまな媒体、 用途のための英訳/和訳を行う。現在、「現代アート英語辞典」(仮題)を自主的に作成中。また 、「月刊ギャラリー」に2009年から2010年にかけて「新・アートの英語」を連載した。著書に「アートが話せる英会話」(1997)、「アートの英語」(2004)ギャラリーステーション発行、「サイモン&ガーファンクル全曲解説」(2009・アルテスパブリッシング)がある。