2月7日(日)週イチ中村達哉セッション[ボディマップを重ねる]

今週の土曜日はお休みです。その代わりに日曜日にイベントがあります。
今週末から来週末までblanClassはTPAM 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016http://www.tpam.or.jp/のTPAMショーケースに参加します。


総合タイトルは「Live Art & Archive Anthology #2 on TPAM Showcase 2016」。


(A) 週イチ中村達哉セッション[ボディマップを重ねる]
(B) 第3回 Whales公演[名絵画探偵 亜目村ケン episode1]
(C) 戯曲 [好きにやることの喜劇(コメディー)]上演
3つのイベントを開催します。


これらのイベントのチケットは以下からも購入できます。
https://www.tpam.or.jp/2016/?program=live-art-archive-anthology-2

最初の演目[ボディマップを重ねる]は、昨年の秋から始動していた3つの週イチセッションから、その成果報告会。中村達哉が担当したセッションの参加者による発表を行います。


当初より、週イチセッションはなんらかの発表を前提に、「学ぶ」、「意見を交換する」、「協働に実験をする」といった、脱教育、脱学校的な場づくりを実践するために、レクチャーでも、ワークショップでも、リサーチでも、プラクティスでも投げ込めるように「セッション」というかたちをとりました。


中村達哉氏はダンサーなので、なにかしら踊りの発表を想像するかもしれませんが、実現するのは「語りの場」!? 中村氏が問いかけたのは「名づけられない出来事について」。それに応答した7名のアーティスト(セッション参加者)によって、それぞれ別々の「できごと」として語られてゆきます。


さて見る人々に求められているのはなんなのか? セッションで行われたことを追体験するのもきっと不可能だろうし、個別に提示される「できごと」なるものに、どこまで接続できるかが問われるのだろうか? いつものことながら、実験的な発表になるのは間違いないことのようなので、決まった見方を、タガを少し外して、見に(参加しに)来てください。


こばやしはるお

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TPAMショーケース2016参加作品
週イチセッション発表
週イチ中村達哉セッション[ボディマップを重ねる]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20160207/
https://www.facebook.com/events/510182405826889/


たとえば道具を使うさいに用途に合わせて姿勢を変えたり、乗り物のスピードに合わせて周囲の空間に注意を拡張するとき、
私たちは脳内で"身体の情報系"を瞬時に書き換えます。
ボディマップと呼ばれるこの領域はまた、自ら記憶を語ったり他者の経験をなぞる ことでその姿や形を変え、共感や反発といった反応を伴いながら伸び縮みしていく運動体でもあります。


今回は参加メンバーたちとともに、「その場で出来事を語り、再現していく試み」をします。個別のものでしかない経験が、他者のうちにどのようにして受け渡され、立ち上がるのか。ある感触やイメージが、どのような筋立てを描くことになるのか、体験していただければと思います。


参加メンバー:飯島剛哉/関 園子/関 智文/武久絵里/野本直輝/眞島竜男/宮澤 響ほか/監修:中村達哉


※このイベントはTPAM 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016(www.tpam.or.jp)に参加するblanClassのアンソロジー、Live Art & Archive Anthology #2 on TPAM Showcase 2016の中で行っています。


日程:2016年2月7日(日)17:00〜
入場料:1,800円 TPAM特典:300円割引

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中村達哉 Tatsuya NAKAMURA(ダンサー・振付家

  • 1998年より現在まで、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」に参加。パフォーマンスシアター「水と油」の作品や、山下残の作品などに出演。またミュージシャンのPV出演や、美術家とのコラボレーションも多数行っている。2010年、2011年STスポット主催「ヨコラボ」集団創作コースリーダー/オブザーバーを担当。2013年自作のソロ作品として「そこから眺める」を発表。