9月15日(土)坂本 悠[Post-Pop?]


今週土曜日のLive Artは、坂本悠、2度目の登場です。


前回は地下アイドルをテーマに、実は存在しないアイドルをあたかも存在しているようにレポートするという、トリッキーな内容のイベントをしましたが、
http://blanclass.com/japanese/archives/20150912/
今回のイベントタイトルはズバリ「Post-Pop」。自身ものめり込んできたポップカルチャーを、否定も肯定もせず、ネットやSNSの普及で、大きく変化した「人々」のあり方と現状のポップカルチャーを考える、ディスカッションとワークショップの二段構えのイベントです。


ワークショップは、バーバラクルーガーがシュミレートした言葉とイメージの組み合わせをパクって、再度ファッション化したSupreme Tシャツを連想させるような仕掛けのTシャツ作り。


ポップが培ってきた、軽やかな盗用の連鎖みたいなものの末端で、ひねり出せる言葉とは?


他にもツールとしてグーグルの音声入力ソフトを利用して、ディスカッションんで生まれる言葉をリアルタイムに文字化して、ワークショップに素材として利用するなどの実験もします。


参加者一人一人がプリントしたTシャツをお持ち帰りできるらしいので、とてもお得。是非是非お立ち寄りください。



【blanClass放送室】

9/15(土)のゲスト坂本悠さんと、イベントのタイトルにもなっている「Post-Pop」と言うキーワードについて、いろいろお聞きしました。イベントでは、このキーワードをテーマにディスカッションをして、参加者それぞれが導き出す、これからのポップの状況下での「警句」のようなものをTシャツにプリントするワークショップをします。



2018/9/12/坂本悠/blanClass放送室


こばやしはるお


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ディスカッション/ワークショップ坂本 悠[Post-Pop?]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20180915/
https://www.facebook.com/events/219329558764461/


「POP」は様々なイメージのレイヤーを含んでいる。
ポップアートの父といえる、リチャードハミルトンは「ポップ(大衆文化)」を「通俗的、一過性、消耗品、安価、大量、若々しい、しゃれた、セクシー、見掛け倒し、魅力的、大企業」と定義している。
総じて、大衆向きであることや、消費文化的な意味合いを持が、SNSを中心にあらゆる消費者が政府や企業と意見を交わし、ポピュリズムに代表されるように個人の声がある「顔のある大衆」となった今、それらの人々を「大衆≒ポップ」と呼べるのだろうか?
ポップはゆるやかにその様相を変え、いわば、「ネクストポップ」「ポストポップ」といえる状況に代わってきているのではないだろうか?


日程:2018年9月15日(土)
開場:18:30 開演:19:00
入場料:1,600円(ワンドリンク付)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2

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アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅/Users/kobayashiharuo/Desktop/2018_9-10_チラシ.pdfの改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

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坂本 悠 Yu SAKAMOTO
2011年東京造形大学インダストリアルデザイン専攻卒業。在学中からCSLABの活動に参加し、卒業後管理職員として様々なイベント、ワークショップなどを企画。主にオーディオやプログラミングを使った作品を制作。他にアイドル研究を行なっている。
https://twitter.com/mochivation
https://soundcloud.com/yu-sakamoto