★特別セッション|藤原ちから(BricolaQ)[港の探偵団]参加者募集!

3年前の7月に、演劇クエストをblanClassで発表した、藤原ちから(BricolaQ)による特別セッションの参加者を募集します。


そもそもは「なんでも構わないけれど、なにかパフォーマティブなことをしてくれないか?」とお願いをした。その時には作品やパフォーマンスをお願いしたつもりではなく、批評家の立場で、参加者も一緒に考えるような、なにかを、なんとなくイメージしてお願いしたのでした。


ところが、蓋を開けてみると、blanClass(井土ケ谷)から三浦半島まで移動する大イベントなったわけです。


藤原ちから(BricolaQ)による演劇作品というのは、これが最初の発表ということなのだけれど、その後、TPAMでの発表を経て、フィリピン、ドイツ、韓国など、日本を超えて演劇クエストは展開するに至っている。


さて、そこで、またblanClassに、原点に戻ってもらって、演劇クエストのベースになる「都市とのつき合い方」を、さらに模索すべく、そのための少年少女探偵団を新たに結成すべく、特別セッションを行うことになったわけなのです。


このセッションは、年内秋に2回、冬に2回程度、不定期に開催をする予定。初回に当たる7月のイベントは15日、16日、2日連続で行います。


港の探偵団 #1[3年前の『演劇クエスト』を再演する]
港の探偵団 #2[ポスト2020年のためのスパイ考]


と、両日内容も参加の仕方も異なったイベントになっています。


1日目は演劇クエスト再演なので、いつもの土曜日のイベントのように公開のイベントです。前日までに予約をしてください。


2日目は、レクチャーとトーク、特別セッションの初回となっていますので、特定の参加条件があります。メールにて応募してください。(応募〆切は6月15日)


1日のみの参加でもかまいませんが、横浜に宿泊するとかして両日参加するのがオススメ。


みなさま、ふるって、ご予約、ご応募ください。


こばやしはるお

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特別セッション藤原ちから(BricolaQ)[港の探偵団]参加者募集!
http://blanclass.com/japanese/schedule/20171125_want_ad/
https://www.facebook.com/events/118764505369784/


最近わたしは「スパイ」に興味を持っています。どこかの都市に潜伏し、誰かの秘密を探り、水面下でネットワークを築きあげ、この世界のバランスへの関与を試みるスパイという存在。もしかすると、自分の仕事(滞在制作を通した芸術活動)はそれに近いかも、と感じるようになってきました。


この「港の探偵団」は、そういう意味での「スパイ=アーティスト」の可能性を持つ人たちが切磋琢磨するラボのようなものです。といっても堅苦しいのは好きではないし、たぶんそういうのはわたしの仕事には向いてないので、なんとなく秘密結社っぽく楽しくやっていければと思っています。そして国内外の様々な場所で一緒に活動できる仲間を、ここで見つけられたら嬉しいです。


不定期に開催予定ですが、今回は2日連続のイベントです。1日のみの参加でもかまいませんが、横浜に宿泊するとかして両日参加するのがオススメ。ただし2日目のレクチャー&トークは特定の参加条件があります。


下記記載の両日イベントの詳細をよく読んで、予約、応募をしてください。

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7月15日(土)演劇/公開イベント|港の探偵団 #1[3年前の『演劇クエスト』を再演する]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170715/


遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』第1弾として2014年7月に上演された『演劇クエスト・京急文月編』を3年ぶりに再演し、それぞれの体験についてアフタートークで語り合います。もちろん今回が初参加でも無問題です。


13:30〜(13:00開場)19:30〜 アフタートーク
参加費:1,500円+交通費(三浦半島1DAYきっぷ購入がオススメ http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_miura/
定員:30名(要予約、先着順)


〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。
〈タイトル〉港の探偵団 #1 予約
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数 上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈メールアドレス〉 info@blanclass.com

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7月16日(日)レクチャー/トーク|港の探偵団 #2[ポスト2020年のためのスパイ考]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170716/


東京オリンピックに向けてアート業界には一種のバブルが訪れています。そこに関与するにせよしないにせよ、2020年がひとつのターニングポイントとなるのはほぼ間違いないでしょう。今から「その後」のための準備をしておきたい。時には国家に利用されながらも、時にはそれを裏切り、独自の理想や欲望に基づいて様々な壁を越境していく「スパイ」について考えることは、「ポスト2020年」のヒントになるかもしれません。


17:00〜19:00(16:30開場)(終了後、任意参加の懇親会あり)
参加費:1,500円(懇親会費は別途実費)
参加条件:原則として40歳未満。申込メールに「参加の動機、もしくは最近気になること」について200字以上の文章を書くこと。
応募締切:6/15(1週間前後でお返事します)
定員:20名(応募者多数の場合、「参加の動機、もしくは最近気になること」の文章を元に選考します)


〈申込方法〉申込は前日までにご連絡をお願いします。
〈タイトル〉港の探偵団 #2 申込〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数 上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。こちらからの返信を持って申込完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈メールアドレス〉 info@blanclass.com

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藤原ちから Chikara FUJIWARA

  • 1977年高知生まれ、横浜在住。BricolaQ主宰。出版社勤務の後、雑誌「エクス・ポ」、武蔵野美術大学「mauleaf」、世田谷パブリックシアター「キャロマグ」などの編集を経て、批評家として活動する。徳永京子との共著に『演劇最強論』、またウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営。ラジオ「横浜サウンド☆クルーズ」第3火曜に出演。また横浜、城崎、マニラ、デュッセルドルフ、韓国・安山等で遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を滞在制作するほか、新シリーズ『港の女(Woman In A Port)』も準備中。国内外でキュレーションを行うこともある。2017年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー。