9月11日(月)・15日(金)・18(月・祝)おしゃべりスポット実行委員会(奥 誠之/宮澤 響/橋場佑太郎)


昨日(9/11)から、3回にわたって行われるプロジェックト、「おしゃべりスポット実行委員会」。何をするのかというと、「引込線2017」展覧会場内に、立ち止まっておしゃべりするのにもってこいの場所をお客さんたちと探して、マーキングをしていくというプロジェクト。


blanClass展示スペースを拠点に、お客さんと麦茶を飲みながら、「おしゃべりスポット」を探していきます。「引込線」の会場は、ご存知の方も多いと思いますが、展覧会をするために作られた場所ではなく、もともとは学校給食を作っていた給食センターという施設。初めて展覧会を訪れた人は、どこまでが、旧施設の残骸なのか、作家たちが仕掛けた作品なのかが、一瞬では判断がつきにくいのではないだろうか?


そういう特殊な環境の中に展覧会を見るということとは、別の目的の場所を、「おしゃべりスポット実行委員会」は、探して歩き回る。


次回、15日(金)にもう一回調査日を設けており、18(月・祝)には完成した「おしゃべりスポット・マップ」のお披露目をするという。


ぜひ、目的を少しだけずらしながら給食センターを散策しましょう。


9月11日のイベントを終えて、「おしゃべりスポット実行委員会」の奥 誠之、宮澤 響、橋場佑太郎が放送室で、感想を話しました。そちらもご覧ください↓



2017/9/11/おしゃべりスポット実行委員会/blanClass放送室@引込線2017


こばやしはるお

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@引込線2017
実地調査おしゃべりスポット実行委員会(奥 誠之/宮澤 響/橋場佑太郎)
http://blanclass.com/japanese/schedule/201709111518/
https://www.facebook.com/events/1261088524014068/


立ち止まってしゃべるためには、そのための場所が必要だ。隣で作品を鑑賞している見ず知らずの人にしゃべりかける。「麦茶を飲みながら少し話しませんか?」と…。


「おしゃべりスポット実行委員会」は引込線の会期中に2回、立ち止まっておしゃべりできるスポット「おしゃべりスポット」を設置するための調査を来場者の方々とともに行います。その調査をもとにMAPを作成し、9月18日に完成版のマップを配布する予定です。同日はMAP完成を記念して麦茶センターを設置し麦茶を無料で提供します。


調査日:2017年9月11日(月)・15月(金)10:00-17:00(途中参加、途中退場自由)
完成MAP配布日:9月18日(月・祝)10:00-17:00
場所:引込線2017展覧会場内(埼玉県所沢市中富1862-1 旧所沢市立第2学校給食センター

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奥 誠之 Masayuki OKU

  • 1992年東京都生まれ。2014年、武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科に在籍。個展に「南洋のライ」(art center ya-gins、前橋、2014)、また主なグループ展に「感性の法則」(MAKII MASARU FINE ARTS、東京、2016)などがある。

http://www.okuart.com/

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宮澤 響 Hibiki MIYAZAWA

  • 1992年東京都生まれ。2014年東京綜合写真専門学校卒業。主な展覧会に「Worry about the human eye」(space6・神奈川・2011)「noise」(space6・神奈川・2012)「BC写真大学修了展」(BankART Mini・神奈川・2013)「第3回イドガヤ・ビエンナーレ(blanClass・神奈川・2014 – 2017)などがある。現在はblanClassにてスタッフとして撮影などを担当するほか、アーティストから依頼を受け様々な撮影を手がけている。
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橋場 佑太郎 Yutaro HASHIBA

  • 1995年神奈川県生まれ。2017年、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。卒業論文、『技能実践家としてのアーティスト 白川昌生を求めて』を執筆。現在、自主的に『コミック:D.T.』を季刊で編集、出版している。