5/18(土)神村 恵[裏と表を合わせてみる] #2

5/18(土)は 「身ひとつで生きる」の共同ディレクターでもある神村恵が再登場!!
神村恵といえば、その作品で、概念上相対する言葉を身体を使って文字通り対峙させながら、言葉が持っているイメージの曖昧な領域を反転させるようなパフォーマンスで知られるアーティスト。
その神村さんが、今回選んだ言葉は「裏と表」。横浜MM地区という、未だ開発途中の都市を覆う地表と、靴を脱ぎ捨てた足裏を重ね合わせて、都市を逆さまに掴み取ろうという身体型都市論的ワークショップ。
まさに「身ひとつ」になって、軽やかに街歩きをするのかと想像していたのだが、1回目の「裏と表を合わせてみる」を行なった3/23(土)は、小雨の降りそぼる真冬並みの寒さ…、およそ想定していた最悪の条件の中で決行することとなった。
その日はこの企画初日ということもあり、前日までは裸足での参加を悩んでいたのだが、当日の朝になったら、なぜかやる気満々になって、私も裸足で参加することにした。
アドレナリンが出まくっていたせいだろうか、心配していた寒さや冷たさはさほどでもなくて、想定外だったのは足裏の痛さだった。
ちょっと言葉では説明ができないぐらい痛い…。足裏健康法よりも痛い…。目で見ている肌理には、その痛覚を刺激するような情報は見当たらない。アスファルト、石のタイル、コンクリートなどなど、どれもそれなりにスムーズな表面に見えるのに、実はそれぞれ独特な凹凸がデザインされていてギザギザしている。実際に裸足で歩いてみると、兎に角痛い…。
当然のことなのかもしれないが、この都市計画には裸足で歩くことは想定されておらず、今時の良くデザインされたシューズと呼応するように、滑り止めが施された地面が周到にデザインされているのだった。きっと20年前ならば、ここまで痛くなかったような気がする…。
なるほど、「身ひとつ」になると都市は手強い、とはいえ、きっとワイルドサイドはもっと手強いはず。獣やら虫やら植物やら細菌やらウイルスやらがワラワラ押し寄せてきて、私の裸も裸足も易々と打ち砕かれてしまうだろう。
世間話に「ステロイド」や「食品添加物」を悪者にするような会話をしてしまうことがあるけれど、そんな文明の利器を捨ててしまっても、私の命はあっというまに危機に陥るのだろうな…、などと、全神経を足裏に集中させながら独り想った。
ワークショップの締めくくりは、小一時間の道のりを短い行為で表現してくださいというワーク。その時になって、自分がどこでどちらに曲がってどうやってここまで戻ってきたのか、下ばかり見ていたせいか、ここ数年の間に風景が一変したせいか、俯瞰する視点も失って、なんだか迷子になった気分を味わった。
というわけで裸足での街歩きは過酷な試みです(でも楽しいのも事実)。そしてこの企画ももう2ヶ月が経ち、季節も巡り、真冬から初夏の陽気となりました。今週の裸足への危機は冷たさではなく、この都市を覆う石畳の表面が熱せられてしまうのではないかということ…。
はてさて、あつさ対策は? 神村さんの作戦は如何に! 乞うご期待なのです!
こばやしはるお(アーティスト・blanClassディレクター)
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身体ワークショップ、街歩き|神村 恵[裏と表を合わせてみる] #2
https://peatix.com/event/3872578/view
横浜の街を裸足で歩いてみます。タイル、アスファルト、土、芝生、コンクリートなど、横浜の街では、近い距離の中に様々な地面・表面が現れます。靴を履いていると感知しづらい表面の異なる質感を、剥き出しになった足で感じながら歩きます。いくつかのポイントでは、歩き以外のワークも行います。
東洋医学では、足裏には全身の縮図があるとも言われます。全身である足裏で踏んだ足元の地面にも、世界全体(のようなもの)を見つけることはできるでしょうか。
怪我や事故などないよう、安全面には最大限配慮しますが、自己責任でご参加ください。雨天の場合は、靴を履いて歩く可能性があります。
日程:2024年5月18日(土)
集合 14:00 出発 14:30[60〜80分程度]
定員:15名 料金:¥1,000
受付・集合場所:BankART Station
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。
イベントへの参加にはご予約が必要です。
予約:https://peatix.com/event/3872578/view
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神村 恵 KAMIMURA Megumi
振付家・ダンサー
2004年より自身の作品の振付・上演を開始し、国内外で発表を行う。場所との応答関係で動かされる身体に関心を持ち、2022年、東京都国分寺市にてスタジオ「ユングラ」の運営を開始。2021年度より、セゾンフェローⅡ。
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blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7
https://blanclass.com/bankart-life7/
blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活します。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクションに振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催します。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映します。
Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設します。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)
Live Artツアー
集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回
料金:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。
イベントへの参加にはご予約が必要です。
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
これからLive Artツアー日程↓
5/25(土)今井しほか+大石一貴 #2
6/1(土)大東 忍 #2
6/8(土) 佐々木文美 #2
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【同時開催】身ひとつで生きる~奥能登アートクラフト
2024年元旦に起こった能登半島地震で被災した奥能登のクラフトアーティストたちへの応援プロジェクト。会場では展示と販売をしています。
今瀬風韻[下地職人] 加藤修央[漆作家] 久保田啓介[木工] 小西紋野[蒔絵師] 高畑圭介[革職人] 萩のゆき[デザイナー] YUKAKU 諸石優子・諸石健太郎[漆職人] 山岸優羽[沈金師] 山田睦美[珠洲焼作家] 横山美穂[漆作家]
コーディネート:加藤修央
展示デザイン:ヤング荘(津山勇 北風総貴 安野洋佑 松岡未来)
会場:BankART Station (BankART Life7、blanClassブース内)
企画:blanClass
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BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」
2024年3月15日[金]〜6月9日[日]