ARICA


先日川崎市アートセンターにシアターカンパニーARICAの「TSUKAI」を見に行きました。
舞台を見に行くという経験がなかったので、どんなものなのかなるべく先入観を持たず、しっかり見るようにと意識したのですが、序盤から真っ暗なシーンが続き正直うとうとしました。
戦争を背景に物が貧しい、といったコンセプトで、
「物が貧しいのが
生活がきびしいのが
日本人わたしたちに
それほど苦痛だろうか」
倉石信乃さんによるパンフレットの文章はこう締めくくられていました。
戦争のために国民が一致団結するとか、物資が足りないという感覚は僕にとって、「そういう時代」があったという認識こそありますが、物あまり、飽食の時代に生まれた僕には大きな衝撃はなかったです。
blanClass+nightも昨日で5回目を迎え、打ち合わせも含めて多くのパフォーマンスアーティストと仕事をしてきたのですが、自分の見る目を養わなければいけないと痛感しました。


川崎市アートセンター http://kawasaki-ac.jp/
ARICA http://www.aricatheatercompany.com/j/top.html


写真は川崎市アートセンターからの帰り、JR武蔵小杉駅で遊ぶblanClass。



上田朋衛