画像

日差しが強く、マンションの壁が白く飛んでいて眩しい
そういうことは写真に写らない


先日友人と写真の話している時に「画像」という言葉を使った
コンピューターのモニターで見る写真は「画像」という言葉がよく似合う


僕の場合web上では言葉以上に画像を見る回数が多い
写真家の多くは自身のホームページで自分の写真作品をupしているが
それはポートフォリオ代わりというものが大半
僕はそれらの写真をうまく見ることができない
どうしても目で流してしまう、
次、次、次、とクリックする指は止まらない


紙で出来た写真集を見る時にページをかなり速くめくって見ることがあるが
その写真集にまったく興味がなくても、その中の数枚の写真は覚えている
webではそれがうまくいかない
混乱するし、忘れてしまう
ほとんど何も覚えていないことに驚く
そういうことをうまくやっているサイトがないものか
もしくは自分でできないか
というようなことをざっくりと考えている


ざっくりをがっつりにするためにモニターばかり見ていたら
ドライアイがひどくなり、原付を運転中に日差しが眩しくて目が開けてられなくなった
マンションの壁が白く飛んでいて眩しい
「眩しい」は写真に写らないじゃないかとどうでもいいことを思いながら
薄目時速15キロで運転していた


波多野康介