停電の夕べに

 7日午後3時45分ごろ、横浜市南区井土ケ谷下町、永田東、南太田地区などの計約3700世帯で停電が発生。井土ケ谷下町の一部で約3時間半停電が続き、午後7時すぎに全世帯で復旧した。

 東京電力神奈川支店によると、同地区の変圧器(1カ所)と避雷器(3カ所)の計4カ所でトラブルが起き、送電がストップしたのが原因という。
 おととい、ちょうど「ときたま」さんや松本(A子)松尾(B子)たちと打合わせ中だった。夕方の4時、ポーンという爆発音にも似た音とともに電気が消えた。ブレイカーは入ったまんまだったから、停電と知った。

 停電は何年ぶりだろう? 明るいうちの停電なんて初めてだ。電気がないからなにもできず、みんなでボーッと過ごした。辺りがだんだん暗くなってきて、懐中電灯とか、ろうそくとかを用意して、なんだかみんなでうきうきしながら、いつまで続くのだろうかなどと言っていたら、6時ぐらいにいきなり全部の照明がいっぺんについた。
 「ときたま」さんに、「いまの気持ちは?」と聞かれたので、「なんだか残念です」と答えた。もう少し暗闇生活を味わいたかった。
 井土ケ谷駅付近のスーパーやらコンビニなんかは、停電中お店を閉めていたらしい。きっと何人かはエレーベータに2時間閉じ込められたりしていたのだろう。
 後でTVのニュースに珍しく井土ケ谷周辺の映像が流れていた。

小林晴夫