12月10日(木)[ナノスクール#34|裸になること、左になること#8]

今週木曜日は月イチセッション、ナノスクール第3期。


一見正しそうに見える、もっともらしいけれど、自分から遠い言語に躊躇したり、戸惑ったり、逆に、さもわかったような気分になってしまうようなことから、少しだけ距離をとって、できるだけ身近なところから、極小単位で「考える」姿勢を模索しているナノスクールです。


前回は落語「蔵前駕籠」を辿って、夜の両国を散歩しながら、いろいろな時代の痕跡に触れました。今回はいつも通りblanClassで開催しますが、いつもと違って木曜日の開催ですので、みなさまご注意ください。



こばやしはるお
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月イチセッション
杉田 敦[ナノスクール #34|裸になること、左になること#8]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20151210/
https://www.facebook.com/events/146497325711590/


極小の学校、ナノ・スクール第3期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。


井土ケ谷事件の当事者になるという衝撃的なスタートから、[協調/反駁/誤解]、[そこにそれはない、あるのかもしれないけれど]とテーマを替えつつ、昨年は《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》を開催しました(2017年12月12日まで開催中)。今期のナノ・スクールはアクティヴィストの可能性を探ります。テーマは、「裸になること、左になること」。頑迷な保守主義が、アベノミクス、PEGIDAとスタイルのイノヴェーションし続けているのとは対照的に、左翼には創造性は期待できないのでしょうか? いま一度人類学的な意味で左になるために、できることとは何なのか。誰にでもできる服を脱ぐことと、アナキスト的な思考、行動との間にある隔たりについて考察/実験します。


※ナノ・スクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2015年12月10日(木)18:30〜
参加費:1,200円/学生 1,000円(要予約)

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〈予約方法〉
以下のメールアドレスに、以下の内容でイベント前日までに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈メールアドレス〉info@blanclass.com
〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

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杉田 敦 Atsushi SUGITA

  • 美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。最近の著書に、『静穏の書』、『ナノ・ソート』(共に彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房)、『inter-views』(美学出版)がある。作品に"critics coast"(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションにポルトガルの現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プロジェクト、”Picnic”を行っている。