9月30日(土)・10月1日(日)岸井戯曲を上演する。総集編[#1〜#11の1年間を展示する]


今週の土曜日と日曜日は、昨年の9月から始まって、今年の7月まで、月1回、全11回に渡って行われた「岸井戯曲を上演する。」シリーズの総集編です。


今回の「岸井戯曲を上演する。」は上演ではなくて、展示になります。展示といっても演劇のアーカイブ展示ではありません。


そして今回の企画にあたっているのは、これまでの11ヶ月の「岸井戯曲を上演する。」シリーズ全ての司会を務めた佐藤朋子さん。司会を通して、演劇や上演という形を目の当たりにしながら感じた、今シリーズの「上演の上演たる所以」というのか、どこからどこまでが「上演」なのかという素直な疑問と、ある意味、その彼女なりの答えが、今回の「11ヶ月分の上演」の展示という選択肢なのだろう。


11ヶ月の司会役(実際には、司会以上の役割、舞台監督のような表方をしていた佐藤さん)から見た、上演の本番だけでは語りきれない、上演の前も後もひっくるめた、シリーズのあり方の全てを展示したいのだそうだ。


共同企画には山田カイルさんが加わり、上演を記録ではない形の展示に、捩伏せる試みに、ぜひぜひお立会いください。


その辺のことを放送室で、もっと詳しく佐藤さんたちが語ってくれましたので、そちらもぜひご覧ください↓


〈blanClass放送室〉
9月30日(土)・10月1日(日)に開催される、岸井戯曲を上演する。総集編[#1〜#11の1年間を展示する]について、企画の佐藤朋子さん、共同企画の山田カイルさん、そして今回展示を行う住吉山実里さんとお話しました。進行:宮澤響



2017/9/20/岸井戯曲を上演する。総集編/blanClass放送室


こばやしはるお

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Live Art 月イチシリーズ/演劇/展示
岸井戯曲を上演する。総集編[#1〜#11の1年間を展示する]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170930-1001/
https://www.facebook.com/events/897545457065317/


2016年9月から2017年7月まで10ヶ月に渡り行われたブランクラス月一シリーズ『岸井戯曲を上演する。』では、1つの戯曲を複数の人が上演するという基
本コンセプトの上、総勢39組が上演を行なった。今回はその総集編として、この企画自体をひとつの上演と捉え、「1年間の上演」を展示する。「戯曲を上演すると
いうこと」から始まったこの企画は、なんだったのか。結局「戯曲を上演すること」とはどういうことなのか。2日間、展示、展示内企画、トークを通して再見する。


佐藤朋子/今井新/岸井大輔//立蔵葉子/カゲヤマ気象台/橋本匠/遠藤麻衣/加藤和也/大道寺梨乃/高安美帆/富永瑞木/西尾佳織/榎本浩子/金藤みなみ/
佐々木文美/山田カイル/大川原脩平/萩原雄太/鷲尾蓉子/眞島竜男/ttu/及川菜摘/武田 力/和田唯奈/河口遥/小宮麻吏奈/田上碧/根本 卓也/森 麻
奈美/山田宏平/二十二会/大石 将弘/寒川 晶子/岸本 昌也/田口アヤコ/荻原 永璃/小島夏葵/鈴木千尋/住吉山実里/辻村優子/山内健司/ほか
企画:佐藤朋子 共同企画:山田カイル


日時:2017年9月30日(土)〜2017年10月01日(日)
時間:13時〜21時
入場料:1000円(2日間出入自由)


[展示内上演]
山田宏平『かり』16:00〜(両日)


[展示内企画]
1)9月30日(土)18:00~
上演&トーク『物語を上演する。』

これら4つの戯曲は物語だ(『メイド喫茶の条件』は正確には論文)。ここに近いけどここではないどこかについて話しているお話。お話を読んでいるとき、私たちは
個別に頭の中で物語を「起こし」ている。広義にはこれらを読む行為自体も、「上演」と呼べるのかもしれない。物語が、場になって「起こる」。それが本番当日、こ
こで起きることだ。「ある」が「起こる」ということ、「ある」物語が、場になって「起こる」ことはどのように可能か。

出演・トーク
佐々木文美『六本木ヒルズの一族』
大川原脩平『メイド喫茶の条件』
榎本浩子『六本木ヒルズの一族』『メイド喫茶の条件』
富永瑞木『桜木氷取』
田上碧&佐藤朋子『島』


2)10月1日(日)19:30~
トーク『岸井戯曲を上演した。』
企画の展示を通して、本企画を振り返る。

出演:山田カイル(司会)/佐藤朋子/今井新/宮澤響/岸井大輔/+『岸井戯曲を上演する。』に出演したみなさま(有志)