眞島竜男[DSN #6|「美術」というフィールド:フェノロサ]

 毎週金曜日は「拡張計画」月一ペースのレクチャー&トークイベント。
 今週は眞島竜男レクチャーシリーズ。DSNとは「どうして、そんなにも、ナショナルな
のか?」の略。その6回目[「美術」というフィールド:フェノロサ]です。
 そもそも極めて不安定な「美術」という概念や領域は、これまで、どのように捉えられ、変遷しててきたのか? 国々や、地域地域、時代時代で、美術なるものはそれぞれに特色を持ってきました。でもそれは、単なる流行り廃りではないはず。それではどんな事柄が作用して、時々のアートが規定されたり認識されたりしてきたのか? 眞島竜男は、そのナショナルな状況をビックリするぐらい丁寧に紐解きます。場当たり的に批判するのではなく、根本から考えて見ることから問題を共有してみたらどうだろう? 問いかけがひしひしと伝わってきます。
 毎回が刺激的な展開です。途中参加も大歓迎、ドシドシ参加してください。


こばやしはるお
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眞島竜男レクチャーシリーズ[DSN #6|「美術」というフィールド:フェノロサ
http://blanclass.com/japanese/schedule/20130614_dsn6/


明治期の日本における「美術」の成立過程を、「日本近代美術の父」と称されるアメリカ人学者、アーネスト・フェノロサ(1853-1908)の思想を軸に論じます。また、フェノロサにとっての「ナショナル」なものの有り様を検討します。
※DSNとは「どうして、そんなにも、ナショナルなのか?」の略。


日程:6月14日(金)19:30〜
一般:1,200円/学生:1,000円

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眞島 竜男 Tatsuo MAJIMA

  • 1970年東京都生まれ。1990年〜1993年、Goldsmiths College, University of London在学。1997年〜2000年、スタジオ食堂参加。2000年〜2004年、Bゼミ Learning System専任講師。主な個展に、「北京日記」(TARO NASU/2010年)、「The Incredible Shrinking Pizza」(Hiromi Yoshii/2005年)など。主なグループ展に、「六本木クロッシング2007: 未来への脈動」(森美術館/2007年)、「食と現代美術 Part 2 美食同源」(BankART1929/2006年)、「第6回シャルジャー・インターナショナル・ビエンナーレ」(アラブ首長国連邦/2003年)など。