今週の木曜日は荻野僚介企画で「えをかくこと」第7弾!!今回は他人の絵をどうやって読み取るのか、自分が描いとものとしてシミュレーションします。

絵を描く行為、技術を通して、絵が描きあがる過程をバラバラにして、もう一度組み上げる。脳にはミラーニューロンという行為のコピー機能があって、頭の中で組み立てられたものは、実際に何度も再現可能なのだそうだ。

画家の頭の中を垣間見る格好の機会になるかもしれない。


こばやしはるお
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★月イチ・セッション
CAMP [えをかくこと #7|私が描きました]
http://ca-mp.blogspot.jp/2014/11/ewkkkt7.html
https://www.facebook.com/events/1538567963048697/


今回は、他人の絵を自分が描いたものとして質問に答え、解説します。各出演者は自分で描いた絵を持ち寄ります。そこで作者を入れ替えます。誰が誰の絵を描いたことになるのかは、当日、くじ引きで決めます。絵描きはその絵をどう見ているのか。展覧会で動かずにじとーと絵を見てるのはたいてい絵描きと思っていい。どう描いたか、同じ絵筆を持つ者として、解析、シミレーションしているのだ。どんな手順を経ているのか? なぜこのように絵の具を載せているのか? このキャンバスの大きさの理由は? 絵を描いた本人も意識していなかった話が聞けるかもしれません。


出演:末永史尚、今井俊介、佐々木健五月女哲平、大槻英世、南川史門、
八重樫ゆい 企画:荻野僚介


日時:11月27日(木)19:30〜22:00 ※開場は19:00
定員:30人(予約制) 参加費:1,200円/1,000円(学生)

<地図>
http://blanclass.com/japanese/about/map/
<予約フォーム>
http://bit.ly/LXO3ao


▼荻野僚介|Ryosuke Ogino

  • 1970年埼玉県生まれ。1993年明治大学政治経済学部政治学科卒業、1998年Bゼミスクーリングシステム修了。主な個展に「cannot see clearly」(galleryCOEXIST TOKYO, 2014)、「腕が当たったから窓を開けた」(SPROUT curation,2012)、「春の絵画展」(TRAUMARIS|SPACE, 2011)など。主なグループ展に「灰色」(佐賀町アーカイブ, ドラックアウトスタジオ, 2014)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)、「引込線2013」(旧所沢市立第2学校給食センター, 2013)、「New Vision Saitama 4 静観するイメージ」(埼玉県立近代美術館, 2011)など。

http://www.oginoryosuke.com/

▼南川史門|Shimon Minamikawa

  • 東京生まれ。近年の主な展覧会:「アウト・オブ・ダウトー六本木クロッシング2013」(森美術館, 東京, 2013)、「ナウ・ジャパン」(クンストハレ・カーデ、アーメルスフォルト, オランダ, 2013)、「リアル・ジャパネスク -世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館, 大阪, 2012)、「THIS IS OUR MUSIC これが私たちの音楽」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2013)、「Less the color, a month from Tokyo 」(47 canal, ニューヨーク, 2012)、「Vienna Complex」(オーストリアン・カルチュラル・フォーラム, ニューヨーク, 2014)、「ホワイ・ペインティング・ナウ?」(ギャラリー・メイヤー・カイナー, ウイーン, 2013)、「ブランクマップ、スノー」(シェーンキャンベルギャラリー, シカゴ, 2014)など。

▼八重樫ゆい|Yui Yaegashi

  • 1985年千葉県生まれ。現在、東京を拠点に制作、展覧会活動を行う。主な展覧会に、「SSS - Expanded Paintings」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2010)、個展「初夏と習慣」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2012)、「冬の旅」(シェーン・キャンベルギャラリー, シカゴ, 2013)、「EXHIBITION ORGANIZED BY SHANE CAMPBELL」(Federica Schiavo, イタリア, 2013)、「絵画の在りか」(東京オペラシティーアートギャラリー, 東京, 2014)、個展「行儀と支度」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2014)、「Man & Play」(Brennan & Griffin, ニューヨーク, 2014)など。