11月19日(日)★特別セッション[スケッチ旅行/反省会]伊藤 誠/うしお/荻野僚介/川又健士/川村元紀/近藤恵介/末永史尚/冨井大裕/林 卓行/前田春日美

今週の日曜日に行われる特別セッションは、この夏にblanClassも参加していた「引込線2017」のスピンオフ企画です。


「引込線2017」が終わって、もう2ヶ月が経とうとしていますが、今回の「スケッチ旅行」は、「引込線」のイベントスペース「ゼミナール給食センター」で、伊藤誠さんが企画したもの。9月3日にイベントは行われ、以降、展覧会場に描かれたスケッチが展示されていた。


「スケッチ旅行」というのがどういう企画なのかというと、「引込線2017」メイン会場(旧所沢第2学校給食センター)と航空公園駅との間の広範囲にある米軍通信基地(所沢通信施設)を決められたいくつかの場所からその施設を遠目にスケッチするというもの。



当初から予告していた後日行われる予定の「反省会」というのが今回のイベントになる。


この「スケッチ旅行」の面白いところは、昔の絵描きならば、当たり前のように行ってきたスケッチ旅行というものを改めてやってみるというところにあるのだが、同時にどうしても近づくこたができない対象をどのように、自分の手元まで引き寄せることができるのか? という試みでもあったように思う。


本編からはみ出すことで成り立つスピンオフ。だからこそ可能な「反省会」ではどんな内容の話や語りが飛び出すだろう?



乞うご期待!!


こばやしはるお


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特別セッション
トーク/ディスカッション|[スケッチ旅行/反省会]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20171119/
https://www.facebook.com/events/1958159154471600/


「引込線2017」のスピンオフ企画です。

「引込線2017」メイン会場(旧所沢第2学校給食センター)とサテライト会場(生涯教育推進センター)及び航空公園駅との間には在日米軍通信基地(所沢通信施設)があります。

9月3日、これを「指示された」複数の場所からフェンスを通して描写しました。

ここではその時の記録を見ながら「現実をスケッチする」ことについて、参加者がそれぞれの視点で語ります。


出演:伊藤 誠/うしお/荻野僚介/川又健士/川村元紀/近藤恵介/末永史尚/冨井大裕/林 卓行/前田春日美


日程:2017年11月19日(日)
開場:14:30 開演:15:00
入場料:1,500円(スケッチ旅行のしおり付)

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伊藤 誠 Makoto ITO

  • 1955年愛知県生まれ。1983年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。1993年Asian Cultural Council助成金によりTriangle Artists' Workshopに参加(ニューヨーク州パインプレインズ、アメリカ)1996年文化庁派遣芸術家在外研修員としてアイルランドに滞在。現在、武蔵野美術大学造形学部教授。主な個展に、「10話」双ギャラリー(東京・2017)、ガレリアフィナルテ(愛知・2015)、ギャラリー白(大阪・2014)、主なグループ展に、「引込線 2015」旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉・2015)、「ペコちゃん展」平塚市美術館(神奈川・2015)などがある。
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うしお USHIO

  • 1978年山形県生まれ。2003年筑波大学大学院芸術研究科修了。2014年倉本美津留賞「ゲンビどこでも企画公募2014展」受賞。主な個展に、「Where are you?」(HIGURE 17-15 cas・東京・2016)、「Continue? Yes.」(HIGURE 17-15 cas・東京・2014)、主なグループ展に、「ゲンビどこでも企画公募2014展」(広島市現代美術館・広島・2014)、「3331千代田芸術祭2013(映像部門)」(3331 Arts Chiyoda・東京・2013)などがある。
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荻野 僚介 Ryousuke OGINO

  • 1970年埼玉県生まれ。1993年明治大学政治経済学部政治学科卒業。1998年Bゼミスクーリングシステム修了。主な個展に、「ハロー」(Gallery&cafe see-saw・愛知・2016)、「個点々」(switch point・東京・2015)、「cannot see clearly」(gallery COEXIST TOKYO・東京・2014)、主なグループ展に、「ペインティングの現在−4人の平面作品から−」(川越市立美術館・埼玉・2015)、「反戦 来るべき戦争に抗うために」(SNOW Contemporary・東京・2014)などがある。
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川又 健士 Takeshi KAWAMATA

  • 1994年 東京都生まれ。2017年武蔵野美術大学在学。発表に、「difference」(新宿眼科画廊・東京・2014)、「小平アートサイト」(小平中央公園・東京・2014)、「小平アートサイト」(小平中央公園・東京・2015)、「としまミュージアム」(旧豊島区庁舎・東京・2016)、「落ち着かないリビング」(東京芸術大学・東京・2016)、「地上芸術2016」(都立武蔵国分寺公園・東京・2016)などがある。
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川村 元紀 Motonori KAWAMURA

  • 1984静岡県生まれ。2008年金沢美術工芸大学卒業。主な個展に、「Undefined Nests」(芸宿・石川・2016)、「牡蠣座」(HIGURE17-15cas・東京・2015)、「最高速でぶれる崖」(CAI02・北海道・2014)、主なグループ展に、「クロニクル、クロニクル!」(Creative Center OSAKA・大阪・2017)、「クロニクル、クロニクル!」(Creative Center OSAKA・大阪・2016)などがある。
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近藤 恵介 Keisuke KONDO

末永 史尚 Fuminao SUENAGA

  • 1974年山口県生まれ。1999年東京造形大学造形学部美術学科美術?類卒業。2000年同大学研究生修了。主な個展に、「息づきの絵画」(Maki Fine Arts・東京・2016)、「APMoA Project, ARCH vol. 11 末永史尚 ミュージアムピース」(愛知県美術館 展示室6ほか・愛知・2014)、「やまぐちアーティスト支援事業 末永史尚個展『かげり』」(秋吉台国際芸術村・山口・2012)、主なグループ展に、「トランス/リアル - 非実体的美術の可能性 vol.3 末永史尚・八重樫ゆい」(gallery αM・東京・2016)、「1974年に生まれて」(群馬県立近代美術館・群馬・2014)などがある。
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冨井 大裕 Motohiro TOMII

  • 1973年新潟県生まれ。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了(修了制作優秀賞受賞)。1999年第4回アート公募2000審査員大賞受賞。2015-2016年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨークに滞在。主な個展に、「スケッチ」(代田橋 納戸/gallery DEN5・東京・2017)、「像を結ぶ」(Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku・東京・2017)、主なグループ展に、「AGAIN-ST第6回展 平和の彫刻」(NADiff Gallery・東京・2017)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋-日本と韓国の作家たち」(国立新美術館・東京・2015/韓国国立現代美術館・ソウル・韓国・2015)、「カメラのみぞ知る」(Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku・東京・2015)などがある。
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林 卓行 Takayuki HAYASHI

前田 春日美 Kasumi MAEDA

  • 1991年東京生まれ。2017年武蔵野美術大学院在学。発表に、「会いにくる美術」(小平中央公園・東京・2013)、「0pen Atelier」(小平市・東京・2014)、「theorein-<静かに何かを見続ける>」(広島芸術センター・広島・2015)、「Gift Of Somebody」(Ouch Gallery・ニューヨーク・2017)、「金沢彫刻祭」(石川・2017)などがある。