今日(blanClass放送室収録日:2017年6月6日)はどうもありがとうございました。
今日お話しした感じがあまりにも(緊張と人見知りも相まって…)まとまりなかったので、少しだけ補足させて頂きたくメールしました。
まず、わたしは子供の頃からどうも人とズレてしまって協調性にかけるんですね、人と同じことをやっているつもりなのに一人だけ怒られる、置いていかれる、乗り遅れる、わたしはわたしが見ている世界は皆とどう違うのか、どうして皆と同じように出来ないのか、一時期とても臆病になっていた時期がありました。
しかし今はですね、そんなことは知ったことではありません。多少人とズレて協調性がなくたってたいして人に迷惑をかけずに生きていけます。
それに他人が何を考え見て生きているかなんておおよそ興味ありません。その代わりと言ってはなんですがわたしはわたしの見ている世界、判断が正しいとは思っていません。なので、それを他人に押し付けることはしない、したくない。
ただ、今回こういったお話を頂き、何をしようと考えたところ、このわたしの思い描く世界と、他の人が思い描く世界がどう違うのか、並べてじっくり眺め見ることはできないだろうかと思いました。
例えば、わたしの見ている世界がわたしによって作り出されている世界だと(仮定)し、それを他人にパスした場合、わたしの物だった世界はどこに行くのか、また逆に他人の世界をパスされた時に、それをどう受けて外へ出すか、人は都合良く受け入れたり排除したり自分の世界にしてしまうのではないだろうか、どうなんだろう。
さらにそれらのやりとりをカメラで切り取りフレーム化することで新しい世界がもう一つ生まれる、それを眺める第三者が現れたら、これらを想像(創造)しているのは誰なのか、更に改めて映像でフレーム化されたものを観てみるとその場で想像していた物とは全く別の世界ができているかもしれない。
世界を作り出しているのはわたしなのか、あなたなのか、全く知らない誰かなのか、そういったもやもやっとしたものを少しばかりでも可視化して覗いてみることができたらいいなと思っています。
2017/6/7/高山玲子/blanClass放送室
たかやまれいこ
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ワークショップ/デモンストレーション|
高山玲子[強い思い込みより形成される世界その居心地について]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170617/
https://www.facebook.com/events/242984262846779/
小さい頃から思い込みが強かった。
ぬいぐるみと話し、好きな時に雨を降らせ、夢の中で見たことが現実になった。
わたしの世界はわたしによって作られる世界である。
わたしはわたし以外の世界を全て否定する。
それぞれの人の信じる世界についてなるべくそっと足を踏み込んでみたり、背を向けたりしてみたい。
日程:2017年6月17日(土)
開場:18:30 開演:19:30
入場料:1,600円(ワンドリンク付)
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高山 玲子 Reiko TAKAYAMA
- 1980年京都府出身。俳優として活動する傍ら、映像作品の制作、舞台の作・演出、体操教室講師など、都度気の向くままに活動している。最近の活動は悪魔のしるし『蟹と歩く』同行者として参加。