今週のLive Artは日曜日、泉イネが1年半ぶりの登場。
前回のイベントは[メンセナンツ]というタイトルで、面接とメンテナンスを掛け合わせたようなイベントを計画した。
今回のイベント[サロンさど島]も、場を開いた上で、対話をしながら、おぼろげな目的に向かうという方法は近いのかもしれない。
でも今回はおぼろげながらも「佐渡島」というはっきりとした目的地が設定されており、そこへ向かう旅の道すがらを、道連れにするお伴を募りながら、さらに細かな目的も探っていこうというお茶会が催される。
なぜ佐渡なの? というと、佐渡に刻まれた歴史や風雨度もあるのだろうが、何かしらに泉イネが「ピン」ときたからということらしい。声をかけている人々は、なんか凄そうな人々なので、ただの旅では終わらない気配…。
お客さんが訪れたら、一緒にお菓子などをつくりつつ、佐渡へ思いを馳せていく…? はてさてどういうイベントになるのでしょうか? ぜひともご来場くださり、その行く末を一緒に目撃してみませんか?
blanClass放送室は、現在イネさんが別府に滞在中のため、5/8(水)にこちらに入るというので、blanClassで収録を行う予定です。
イネさんの文章をコラムにも…、メールニュースより転載したします。そちらもお読みください。
https://blanclass.hatenablog.com/entry/2019/05/06/210021
こばやしはるお
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茶会|泉 イネ[サロンさど島]
泉イネが佐渡島へ旅に出たのは2015年。作家を休み、佐渡の宿坊へ。そこから出会った人、場所や風景についてと、これからの旅について。
金山、流罪、能舞台、世阿弥、芸能、豊かな自然。佐渡にまつわるあれこれ。ある振付家と罪について、あるキュレーターと罪と害の違いについて話した記憶。誰も傷つけたことのない人なんているのでしょうか。制作は、アートは?
そんなことを茶菓子をつくりながら話せたらいいかもしれないし、話さなくてもいいのかもしれない。ひとつの島について想う、美味しい時間にしたいです。
サロンへ来られる方は佐々木友輔さん(映像作家)島敦彦さん(金沢21世紀美術館館長)。
タイミング合えば来られる方は木野彩子さん(振付家・舞踊家)、中村恩恵さん(振り付け家・舞踊家)、梶井照陰さん(佐渡島在住・写真家・僧侶)、寺田佳央さん(画家・「佐渡芸能アーカイブ」制作)、坂本大三郎さん(山伏・作家)、天野太郎さん(横浜市民ギャラリーあざみ野学芸員・札幌国際芸術祭2020企画ディレクター)、山出淳也さん(NPO法人BEPPU PROJECT代表)。
skyp参加されるかもしれない方は上條桂子さん(フリー編集者)などなど。
関連サイト
https://shimart-mistletoe.tumblr.com
http://shimartmistletoe.tumblr.com
日程:2019年5月12日(日)16:00ー19:00(出入り自由)
入場料:1,500円(ワンドリンク付)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2
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泉 イネ Ine IZUMI
2008年、本にまつわる6人の女性を架空の本姉妹モデルとして「未完本姉妹」の制作をはじめる。
2014年からは本姉妹をモチーフに紡がれた絵や写真、文、記憶をピアニストに伝え、未完本姉妹のテーマ音楽を制作。いつかできるかもしれない小説・映画へのアプローチを続ける。
ダンサー:振付家と絵のセッション「And Zone」、工芸職人との共同制作「糸の手」。免疫疾患の発症をきっかけに作家が休むことを問う「休み時間」(higure17-15cas、DIC川村記念美術館)、佐渡島や様々な土地へ通いながら新たに出会う人や風景を結ぶ試み「shimaRTMISTLETOE」など、自身を筆か絵の具として絵を描くように生きています。