こんにちは
みなさん、お元気ですか。
5月12日「サロンさど島」blanClass のご案内です。
サロンには映像作家の佐々木友輔さん、島敦彦さん(金沢21世紀美術館館長)寄られます。
と書くと、ちょっと難しそうな雰囲気に感じられるかもしれませんが
イネ風に…のんびりふわふわした時間にしたいと思っています。
あとタイミングが合えば
木野彩子さん(振付家:舞踊家)、中村恩恵さん(振り付け家:舞踊家)、梶井照陰さん(佐渡島在住、写真家:僧侶)、寺田佳央さん(画家、「佐渡芸能アーカイブ」制作)、坂本大三郎さん(山伏:作家)、天野太郎さん(横浜市民ギャラリーあざみ野学芸員:札幌国際芸術祭2020企画ディレクター)、山出淳也さん(NPO法人BEPPU PROJECT代表)も寄られる予定です。
skyp参加されるかもしれない方は上條桂子さん(フリー編集者)
今さら、ほんとに??と自分でもドキドキですが
誰が寄られるかは当日のお楽しみに。。
寺田さんは佐渡の岩首という棚田の山の上に「世阿弥の彼岸ボート」小屋を作られて
佐渡の芸能にも詳しく、画像を見せていただくことになりました。
16:00〜19:00 の間、出入りは自由です。
モバイルキッチンでお菓子つくりながらお喋りしています。
ふらり寄るだけでも、なかなか会えない方々、会ったことのない方もどうぞお気軽に。
佐渡へのこれまでを垣間見ていただけるようメモを貼るので
気になるメモありましたら私に声をかけてください。
<寄られる方にひとつお願い>
佐渡と聞いて思いつく色をワンポイント身につけてきてください。
物が見当たらなければ、その色を心に留めてきてください。
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日程:2019年5月12日(日)16:00~19:00(出入り自由時間)
入場料:1,500円(ワンドリンク付)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2
アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階
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学生の頃、能クラブに入ったことがきっかけで一度だけ合宿へ行ったことがありました。
佐渡には能舞台が30以上、日本の能舞台の1/3あるといわれています。(それは世阿弥が流されたからではなく、金が採れた江戸時代の佐渡奉行が能に長けていて能楽師を率いて佐渡へ渡り、能舞台を当時200以上つくらせたから)
私はあのとき見た風景を忘れながら、制作や子育て、生きることにバタバタして倒れて休んで…
途方にくれた頃になんとなく佐渡を思い出しました。それから、佐渡に実家があった上條さんに相談したり、
友人に教えてもらった、佐渡に住む写真家・僧侶の梶井さんへ連絡して佐渡を訪れたのが2015年の6月。
再び訪れた佐渡の風景は目に染みました。
深い青色の日本海から顔を出している孤島。
金が採れて、能舞台がたくさんできて、賑わった時代の名残。
世阿弥が腰かけたと言われる石。
外海府には何千年も波風をうける大きな岩盤。
両津から北へ向かう内海府沿いの道は、途中から空気が異界へと切り替わる。
南の方には穏やかな柿畑。棚田。昔、船がつくられた集落。
雅な人から宗教家、戦で追われた様々な人達がたどり着いた住処。
木肌のまま静かに残るたくさんの寺社。
長くシャッターの降りている商店街。
土田麦僊の生まれ育った新穂の風景。
トキが足をぶら下げてスゥーと飛び、大佐渡と小佐渡の間に広がる平野。
昔から住んでいる人、新しく住み始めた人の営み。
たくさんの文人達が訪れた島…
私が佐渡へ行くようになってから
会う人はみな「佐渡はいつか行ってみたい」と言います。
何に、惹かれるのかな
惹かれるところは宝物のようにいくつも眠っている島だと、私は想います。
サロンさど島でお会いしましょう
南は別府より
いずみいね