9月14日(土) ★★シリーズ SakSak#16 武本拓也[人の前に立つ事を、例えば狩りを手がかりに考えてみる]

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今週の土曜日はSakSak#16、ゲストは武本拓也さんです!

 

武本さんについて、ついつい簡単に説明しようとしてしまうと、とってもゆっくり動いたりするようなパフォーマンスをする人、になってしまうのですが、それはちょっとルール違反なので、もう少し慎重に武本さんが行なっていることを考えてみたいと思う。

 

放送室でもいろいろと話してくれたのですが、ゆっくり動くといっても、本人の身体の中ではゆっくりでもないし、ただ動くといったシンプルなものとは違う、もっと複雑なことが起こっているんだそう。

 

自分自身の姿や振る舞い方を、自分の目で見ることができないのは当然のことだからこそ、ついつい自分の身体が意識からすっ飛んでしまっていることはあって、誰かに言われてハッとしたり、自身が写る写真を見たときになぜか驚いてしまうことがある。

身体の中と、外と、外から見える身体と、それぞれを言葉や概念、イメージに置き換えたりすることとの間でどうしてもちょっとずつ誤差が生まれるし、それぞれを一致させて説明できないことも当然で、武本さんが言っている「複雑」さは、その一致しない状態をそのまま言い表したものなのだと思う。

 

 

今回のイベントは、まず前半にプレ上演を見てもらう。

プレ上演では、武本さんが普段から行なっている上演を50分見てもらいます。

後半は、プレ上演を見てもらったお客さんから、何らかのフィードバックをもらい、さらに次の「上演」へと展開していくかも?

 

普段は上演を見てもらったあとに感想をもらったり、振り返ったりはそんなにしないらしいので、武本さんの身体の中で起こっている「複雑」なことと、外からは一見「シンプル」に見えることとの中間で立ち上がるものについて、慎重に、両側からアプローチできると面白そう。

 

放送室では、タイトルにもある「狩り」についてや、「上演」についてのお話など、いろいろと確信部分についてのお話をしてくれています。

イベントに参加される方はぜひ、先に放送室をご覧になって、当日はプレ上演からごお越しください。

 

野本直輝

 

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9/14(土)SakSak#16のゲスト、武本拓也さんと、夜の街に出て放送室を収録!今回のプレ上演とそのあとの時間、それぞれの「上演」について、そして「狩り」について、お話をしてもらいました。

2019/9/6/武本拓也/blanClass放送室


2019/9/6/Takuya TAKEMOTO/blanClass Broadcasting

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=mLbCLvuLbrY

 

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SakSak #16 武本 拓也

人の前に立つ事を、例えば狩りを手がかりに考えてみる|上演

blanClass webページ http://blanclass.com/japanese/schedule/20190914/

Facebook イベントページ https://www.facebook.com/events/2266108830308497/

 

人の前に人がいる。

その事の中には、事実と同時に事実ではない事も重なっていると思う。それはどっちでもあるし、どっちでもない。なにか別のもののような気がする。俳優と観客との具体的なやり取りを、例えば「狩り」の手つきで考えてみる事はできるのではないか。それは狩人の手つきであるだけでなく、獲物の手つきでもある。俳優は満身の注意で観客の視線をかいくぐり、最後の一瞬で矢を招き入れる。

 

出演:武本 拓也/企画:野本 直輝

日程:2019年9月14日(土)

   18:00 - 18:50 プレ上演

   19:00 START

料金:1,800円(1ドリンク付き)

会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)

https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2

アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

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武本 拓也 Takuya TAKEMOTO

そこにいるとはどういう事なのか。その関心のもと、立つ/歩く/見るなどの最小限の動作のみでの上演に取り組んでいます。それは発表の為だけでなく、日々の行いとしてできるだけ毎日、同じ内容で繰り返し行っています。

ソロ公演に「正午に透きとおる」(2019.2)、「象を撫でる」(2018.5)など。

https://www.takemototakuya.com/

SakSak

SakSakでは、誰かが発する表現を手掛かりに、その先を一緒に考えながら、その思考を交換することができる場の可能性を模索します。そのために取り敢えず、粗くてもろい、隙間だらけの場を想像してみる。(野本直輝)

https://saksak.localinfo.jp