公開インタビュー

 いよいよ今週はステューデントナイト。+nightの定番企画にしていきたい。世の中登龍門がどんどん減ってしまったから、ここが少しでもなにかのきっかけになればと願っている。
 先週はカトウチカさんに公開でインタビューをされた。若いころから、どちらかというとインタビューをする側だったせいもあるのか、後でビデオで見ても、面白いのか面白くないのかがさっぱりわからなかった。
 話の内容がBゼミ時代に偏ってしまった。まだ短いとはいえblanClassの現在と未来の話をもっと意識的に話せばよかったと後悔している。
 Bゼミや父に学んだ人は私以外にたくさんいて、私などより、よっぽど優秀な人たちがBゼミのnextを示していると思っている。そしてそれぞれの仕事がとっくにBゼミを超えているとも思うのだ。またそれぞれがそれぞれに本流であって、私の方がまだまだ亜流の存在だ。立場上、Bゼミの資料をまとめたり管理したりはしているが、その意味するところは、それ以上でもそれ以下でもない。
 もちろん同じ場所でやっていることだし、私もBゼミに関わった人たちから随分いろいろなことを学んだ身だから、自ずとつながってしまう面も多いだろうが、Bゼミのことをさほど知らない人たちに誤解を招きやしないかが、少し気がかりである。だから、BゼミとblanClassはとりあえず、別物だということを了解してほしい。そうでなければ一緒にやっているスタッフも新しいお客様も混乱してしまうからだ。
 近いうちに、元Bゼミのとか、Bゼミの息子とかではなく、誰からもblanClassの晴夫さんと呼ばれるように努力しようと思う。
 1月16日にやった眞島竜男との公開インタビューを現在文字に起こしている。多少編集も必要だが、近々、このコラムの枠に載せる予定。乞うご期待!


小林晴夫