今週土曜日のLive Artは大久保ありが久々、2度目の登場 !!
「2012年にblanclassで行われた「その壁を登るには、」に続くクライミングイベントですが、今回はトラバース(上下移動ナシ)」ということだそうで、参加者全員が命綱(ザイル)で繋がって、その名も「ザイルパーティー」を目論みます。
山男ではない、私などからすると、クリント・イーストウッドの「アイガー・サンクション」とか、シドニー・ポワチエの「影なき男」なんかのイメージが強いから、悪い奴でも混ざっていたら大変。ザイルで繋がるって、死なば諸共みたいで、まさに信頼の証しのように感じてしまう。
前回の「その壁を登るには、」は、文字通りのクライミングをするというイベントだったので、私も放送室で試し登りをした。
小林晴夫 壁を登る
登るのはそれほど大変ではなかったけれど、壁を後ろ向きに降下する時に、思い切りがなかなかつかず、助っ人クライマーの山田さんに「大丈夫です。思いっきり」と言われて、補助人や命綱を信じることこそが、このイベントの中心なのだと合点した。
今回の「ザイルパーティー」では、危険なミッションはないので、繋がって行動すること自体が試されるのだろうか?
前回同様、放送室では、blanClassスタッフ全員が大久保ありさんに命を預けて平和な街でお買い物をした。繋がっていることには、すぐに慣れて、当たり前のようにみんなで丘を目指した。行き交う人々からは何を言われるわけでもなかったので、「声をかけるのも勇気がいるしなぁ」とその時は思ったが、死なば諸共な集団心理って、内からも外からも、自然な様子に見えるのかもしれない、とも思った。
さて、来場者数でも左右されるのでしょうが、アーティストも、お客さんも、スタッフもみんながザイルで繋がれて、イベントはつつがなく進行するのでしょうか? 人数が多い方が、きっと面白いと思うので、皆様是非ご来場ください。
こばやしはるお
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〈blanClass放送室〉
7月8日(土)Live Artのゲスト、大久保ありさんと放送室を行いました。イベント当日に行うザイルパーティーを組んで弘明寺を歩きました。そちらもどうぞご覧ください(進行:宮澤 響)↓
2017/7/2/大久保あり/blanClass放送室
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クライミング/バリエーションルート/参加型|大久保あり[ザイルパーティー]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170708/
https://www.facebook.com/events/142360576326342/
[ザイルパーティー]とは、雪山登山やロック-クライミングなどで、ザイルを結び合う登山仲間。危険を共有し、行動をともにする運命共同体。(『大辞林』第三版, 三省堂.) 参加者は、全員ザイル(独/英:ロープ)で結ばれたまま、話したり、歩いたり、飲んだり、食べたりします。
日時:2017年7月8日(土)18:00〜
入場料:1,500円(行動食+水付き)
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大久保 あり Ari OOKUBO