ミニマルな劇について考える|中村達哉
10月13日に、横浜・井土ヶ谷のアートスペース「ブランクラス」にて参加型のイベントを行います。
まずは個人的な記憶・風景・感触などを断片的なエピソードとしてそれぞれに話してもらいます。次に語り手を変え、表出の仕方を変えながら次々に構成しなおすことで、その場に居合わせた人たちのなかに、どのような出来事のマッピングが現れるのかを見届けたいと思います。
ほぼ10年間、ブランクラスでいろいろな試みをさせていただきましたが、今月をもって休業に入るため、これがひとつの区切りになるかもしれません。お気軽にお越しください!
このイベントは要予約です。詳しくは以下を↓
なかむらたつや
10月5日[さっくさく]★★シリーズ SakSak+〇〇のかたちを探すfinal
今週の土曜日は、SakSakスペシャルイベント「さっくさく」です!
今のところ参加予定ゲストは、Aokid、青柳 菜摘(Skypeでの参加)、荒木 美由(Skypeでの参加)、うらあやか、奥 誠之、尾崎 藍、黒坂 祐、小宮 麻吏奈、小山 友也、小山 渉、関 真奈美、武本 拓也、田村 香織(Skypeでの参加)、中村 大地、西山 友貴、村田 紗樹、メラン カオリ、吉田 裕亮、レンタルズ(今西勇太、小杉 晶)、渡辺 志桜里、となっています。
10月はブランクラスの10周年クロージングマンスなので、何かちょっと特別な場を作りたいなということもあり、ブランクラスで僕が2016年から始めた「〇〇のかたちを探す」と、2018年から始めた「SakSak」で、ゲスト出演をお願いした人々に再び声をかけ、とりあえず集まれる範囲で集まってもらおうということになりました。
こんなに集まってもらって何をしようか、と考えてみて、そういえば以前から興味のあった「サーカス」や「フェス」のかたちで、何かできないかなと思い始めました。
サーカスやフェスのかたち、と言ったときに僕がイメージしているのは、複数の何かが同時多発で起きている状態にお客さんが入り、お客さんの中でそれぞれを自由な時間で区切って体験してもらう、お祭りみたいな感じのやつです。
当日は、参加ゲストによるステージタイムと、トークタイムの2本柱で進行します。ステージタイムは、集まったゲストによる自由なイベントの場として進行する感じで、トークタイムは、それぞれのゲストが〇〇シリーズやSakSakで行ったイベントから、最近の活動に至るまでをざっくりお話ししてもらう時間になる予定。
理想はステージタイムとトークタイムの同時進行だけど、まあ、やってみながら全然違うかたちになっていってもオッケー。
重要なのはいつも通りで、その場に入るお客さんがいることで成立するイベント、ということです。
今のブランクラスでの僕の企画も、これで一区切りです。
実はまだブランクラスのイベントに行ったことがないという方は、気軽な気持ちで足を運んでもらえたらと思います。
もちろん、いつもの方もお待ちしています。
野本直輝
blanClassの小林晴夫さんと、当日の準備についてお話ししました。
2019/9/24/野本直輝/blanClass放送室
2019/9/24/Naoki NOMOTO/blanClass Broadcasting
さっくさく|サーカス、フェス
blanClass ウェブページ
http://blanclass.com/japanese/schedule/20191005/
Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/2554531061281342/
さっくさくは、blanClassでのSakSakスペシャルイベントです。
2018年からのシリーズ企画「SakSak」と、2016年からの「〇〇のかたちを探す」で出演をお願いした方々に再び声をかけ、可能な範囲で集まってもらいます。当日は、お昼頃から夜くらいまで、サーカスでフェスな催しをさっくさくっと開催予定!参加ゲストや内容などの詳しい情報はウェブでお知らせします。
参加予定:Aokid、青柳 菜摘(Skypeでの参加)、荒木 美由(Skypeでの参加)、うらあやか、奥 誠之、尾崎 藍、黒坂 祐、小宮 麻吏奈、小山 友也、小山 渉、関 真奈美、武本 拓也、田村 香織(Skypeでの参加)、中村 大地、西山 友貴、村田 紗樹、メラン カオリ、吉田 裕亮、レンタルズ(今西勇太、小杉 晶)、渡辺 志桜里、他 /企画:野本 直輝
日程:2019年10月5日(土)
だいたい 13:00 START
だいたい 21:00 CLOSE
料金:2,000円
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2
アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階
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SakSak
〇〇のかたちを探す
https://naokinomoto.localinfo.jp/posts/categories/956074
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もう一度からっぽ(2019_10)
blanClassは横浜の住宅街にある小さなスペースを拠点に、芸術を発信する場として2009年に活動をスタートしました。かつてここが現代美術を学ぶ教場だったこともあり、5年間ブランクになっていたこともあって、「空っぽの教室(blanc+class)」という意味を込めました。週末の夜にワンナイトイベント+公開インタビューを始めたのが「10月17日」なので、この10月で10周年を迎えるのですが、すでに公表している通り、この機にblanClassは長期休業に入ります。
活動前夜に書いたステイトメントには「いったんドアが開いたら、どんなことでも好きなだけ掘り下げて考えることができ、簡単には時代や社会に媚びないように、芸術を区分けしているジャンルや機能を飛び越えて、向こう側にある力強いメッセージを、より自由でシリアスな問題を、真摯に模索していきます。」という言葉で締めくくっていました。
直前に書いたステイトメントにしては、その後の10年分の活動をブレずに言い当てていると思います。確かにひとつひとつのイベントで、ひとりひとりのアーティストたちや参加したみんなが、それぞれに「学び」や「試み」を実践してきました。
ただし10年もひとつのシステムを稼働させていくと、その機能自体が役割を終える気もするし、世の中もまた変わり目を迎えているような気もするし、私自身がまたもや真っ白な状態になってしまいました。あまりジタバタしても良いことが起こる気もしないので、もう一度この場所を「からっぽ」にします。
10月中の4つのイベントはどれもファイナルイベントです。10月20日には10周年と休業の両方をお祝いしながら、休業してなお拡張する仕掛けとして「blanClassの日」を制定する予定です。
箱の運営はお休みしますが、webなどの運営を続けながら、またできることを模索していきますので、そちらもどうぞよろしくお願いします。それでも一応これで一旦お休みです。どのイベントでも良いので、ぜひ遊びに来てください。
小林晴夫(2019.10 チラシ掲載)
9月28日(土)森田浩彰[先輩に学ぶミドルライフ・クライシス]
2019/9/17/Hiroaki MORITA/blanClass Broadcasting
9月22日(日)ASSEMBLIES(アッセンブリーズ)
今週の日曜日は「アッセンブリーズ」!!
今回のアッセンブリーズはなんと第10弾。2回ほど他の場所でも開催をしているので、blanClassでは8回目。
日頃、いろいろと考えを巡らせている中で、ふと組み上がってしまった、一塊のアイデア、作品やら企画やらに育て上げるには、もう一手間かかったり、もう一つ自分が手掛けるにはモチベーションが足りなかったり、もしかすると自分以外の人の仕事に組み込んだ方がより有効に働くかもしれないような、なかなか日の目を見ない無数の埋もれたアイデア群のことのことを「アッセンブリーズ」と呼んでいる。
そんなもったいない「アッセンブリーズ」を持ち寄って、日曜日の午後、お茶など飲みながら、ゆるゆるとアイデアを交換するのが目的のイベント。
2017年から不定期に(だいたい2ヶ月に一回ぐらいのペースで)行ってきたアッセンブリーズだが、それぞれの参加者たちのそれぞれ普段の専門、人間関係、時間、リアリティーなどなどから、距離を置いて集まって、アイデアを放り出せる「場」となっていたようだ。
最初からコアに参加していた村上滋郎さんは山形から、このためだけにやってきて、山形は長井の「こしゃう」というスペースのことや、クラフトビールのことなどをポイっと投げ出しながら、それらの事業が着実に実っていく様を遠くからゆっくりと共有できた。ゆるゆると過ごしているだけのようで、それぞれの拠点から離れた参加者たちの声が行き交うことで、この「場」は意味のあるものになっていたのだと思う。
前回から、料金が投げ銭制になり、[13:00ー:お昼ご飯、15:00ー17:00:コアタイム]と、少しだけタイムスケジュールが変わり、これまでになくメリハリがつきました。お昼ご飯からの参加でも、コアタイムからの参加でも、ご都合に合わせてご参加ください。
9/22(日)のイベント「アッセンブリーズ」企画者の吉田和貴さんと後藤桜子さんと一緒にお話ししました。前回からお昼ご飯の時間と、コアタイムを分けたのですが、お昼ご飯のメニューの相談もしました。
2019/8/11/アッセンブリーズ/blanClass放送室
9月21日(土)吉田和貴[ゾーンシステム]
9/21(土)のゲスト吉田和貴さんと、調布駅東口にある吉田さんのお店のバックルームで、アンセルアダムスが考案の写真技法「ゾーンシステム」と、制作者の意図が重ねられている写真について、お話ししました。
2019/9/4/吉田和貴/blanClass放送室
2019/9/4/Kazutaka YOSHIDA/blanClass Broadcasting