先の横浜トリエンナーレを見ても、フィルムからハイヴィジョンの上映作品が多く有り、アートの文脈にも映像という位置が占める割合が多くなってきているのではないでしょうか。
今回のトークでは、テレビ画面から飛び出した映像作品=ビデオアートの現在性を拙作を例に、またビデオアートのムーヴメントの発端となったと 思われる1965年のソニーのポータブル・ビデオカメラの発売とそれを使ってアート表現を行い始めたビデオアートの先駆者たちの足跡をご紹介したいと思います。
美術館やギャラリーでの映像作品に興味ある方や、同じ映像でも「どうもテレビやインターネットが面白くない」と不満を持っている方、携帯動画やハンディカメラで友人や家族以外を撮ることだけに飽きたらない方、是非いらしてください。
たきけんたろう
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2.25|プロジェクション・アート
瀧健太郎 [空間と時間の交差]
日程:2月25日(土)
開場:18:00 開演:19:30
一般:1,000円/学生:800円
プログラム(予定)
1. 「交換可能都市」8分
都市のイメージのカット&ペーストから今回のテーマ「時間と空間」ということに深く関わることになり...
2.「Video Life」展からインスタレーション
コラージュは映像上ではなくて、立体的な、例えば家電ゴミとかそういうものとイメージのコラージュに発展し...
3.黄金町バザール
そういう立体的なプロジェクション(映像投影)が今度は画面→壁面→公共空間へと飛び出すことになり...
http://takiscope.blogspot.com/2011/11/2011.html
http://www.facebook.com/photo.php?v=318493284843814
4. 秋葉原
実験的ではありますが、夜の街での展示もしています。
ここまでで、メディアと都市、またそこに住まう人・身体との話ができればと思います。場合によっては身体性だけをテーマにした作品も流すかも知れません。こうした試みを、初期ビデオ作家から学んだということで、ドキュメンタリーの方にもってゆきたいのですが...
5. 「キカイ デ ミルコト」
http://kikai-de-mirukoto.vctokyo.org/
本編から2、3箇所引き抜いて、特に今回映像の修復とか再現をしたのが、正に時空を超えた作家とのコラボだったので、紹介したいと思います。