ピエロ・デラ・フランチェスカみたく横顔のお面

久々のコラムです。

9月最初のイベント(8月は完全休業でした)は、荒木悠が初登場!!
タイトルは「ショック療法」。内容は日本ではまだ自身のアーティストトークをしていないということもあり、自身の過去5年間のアートワークを中心に、しっかり話す。
実は先日放送室をした。私、小林晴夫と、ゲストの荒木悠のそれぞれの顔写真(ほぼ等倍)を撮って、お面に仕立て、それを交換し装着し、プレトークした。お面は、なぜか15世紀のイタリアの肖像画家、ピエロ・デラ・フランチェスカみたく横顔でも有りかも、ということで、横顔写真。それぞれはそれぞれの声で自身の池を言い合うのだが、身振りはお面の人になりきるので、身体と頭がうまく合致しない。
さて、話の内容はなぜそのようにずれたことをするのか?というものだったが、これがかなり難しい作業だった。
なんでこんなずれた放送室を企てたのか? 当日のご本人の口から説明があると思うし、彼の作品にも深く関係があると察する。


こばやしはるお



その放送室はこちら↓
http://www.ustream.tv/recorded/52177623

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公開レクチャー/アーティスト・トーク|荒木 悠 [ショック療法] 
http://blanclass.com/japanese/schedule/20140906/

ショック-りょうほう(-レウハフ)【ショック療法】:2(比喩的に)無気力な、沈滞した状況にある人に強い刺激を与えて奮起させ、活力を取り戻させる方策をいう。(goo辞書より一部抜粋)

日程:9月6日(土)
開場:18:00 開演:19:00
入場料:1,300円(one drink)
軽食(無料)もご用意しております。

  • 荒木 悠 Yu ARAKI

1985年山形県生まれ。1999年から2007年までアメリカ在住。2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻 修了。在学中から主に映像を中心とした制作を始める。これまで「自己とカメラの関係性」を出発点に“未知の領域”を記録し続けており、その活動範囲は自らの体内から国内外の共同体までと幅広いようで狭い。2014年には都内2会場で個展『MOTHERLANDS』(実家 JIKKA)と『WRONG TRANSLATION』(The Container)を開催。
http://www.yuaraki.com