杉田 敦 [nano school #22]、松田 修[罵倒遊戯]、岸井大輔[アジアで上演する #3] ゲスト武藤大祐

今週金曜日は月イチセッション杉田敦「ナノスクール」です。ナノスクールは知識のみに頼らず、あるべき知性を探求する勉強会です。現在ナノスクールから生まれた「消費から逃れるための試み」の展覧会《第3回 イドガヤ・ビエンナーレ》を開催しています。出品者も何人か参加すると思いますので、ぜひこの機会にスクールと展覧会を両方お楽しみください。


今週土曜日のLive Artは松田修が初登場します。ネガティブとポジティブのくっきり区分けされた世界観を武器に、その狭間で独自のコンセプチュアリズムを展開してきた松田が、世界に満たされている「悪意の音」を改めて顕在化させる、パフォーマティブなワークショップです。日常的に自主規制している忌まわしい言葉や音を一緒に掘り起こしていきましょう。


来週の月曜日は月イチセッション岸井大輔の「アジアで上演する」です。今回は3回目にあたるトークセッション。ゲストはダンス批評家の武藤大祐さん。アジアにおけるコンテンポラリー・ダンスのオリジンを辿っていくことで、列強の帝国主義的な文化の伝播や植民地のあり方が見えてくるという考え方を展開しているという武藤氏。こうしたことはなにもダンスに限った歴史ではないだろうから、ダンスに疎い人もぜひ参加して欲しい。金曜日ではないのでご注意を!!



facebookも随時更新してます!!
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【メニュー 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[1]11月14日(金)杉田敦[nano school #22|そこにそれはない、あるのかもしれないけれど]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20141114/
https://www.facebook.com/events/711773838908914/

[2]11月15日(土)松田 修[罵倒遊戯]
http://blanclass.com/japanese/schedule/20141115/
https://www.facebook.com/events/1507545442842259/

[3]11月17日(月)[アジアで上演する #3] 武藤大祐(ダンス批評)×岸井大輔
http://blanclass.com/japanese/schedule/20141117/
https://www.facebook.com/events/1551796128383779/

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[1]★月一セッション|杉田敦[nano school #22|そこにそれはない、あるのかもしれないけれど]


ナノスクールは4月から「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」というテーマでセッション中。ジョン・ケージの「Organ²/ASLSP (As Slow As Possible)」(639年間かかって現在も演奏されているプロジェクト)を例に、すべてを経験し得ない事象や思考を前提に、課題が出されています。それは「消費のサイクルを遅らせたり、逸脱させたり方法」を考え、実現し得るアートワークやプロジェクトにしていくこと…。

※《第3回 イドガヤ・ビエンナーレ》開催中!!
http://idogayabiennale.tumblr.com/


日程:11月14日(金)18:30〜
参加費:1,200円/学生:1,000円(要予約)
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杉田 敦 Atsushi SUGITA

  • 美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。最近の著書に『ナノ・ソート』(彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『アート・プラットフォーム』、『inter-views』(共に美学出版)がある。作品に”critics coast”(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションにポルトガルの現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プロジェクト、”Picnic”を行っている。

※これまでどおり、ナノ・スクールは完全予約制となります。参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


〈ナノスクール予約方法〉
以下の内容をイベント前日までにメールで送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈タイトル〉ナノスクール予約
〈メールアドレス〉info@blanclass.com
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

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[2]参加型ワークショップ/パフォーマンス|松田 修[罵倒遊戯]


罵詈雑言、差別用語、汚言などなど、テレビで禁止されようが、世界は人の悪意に溢れています。そこで罵声はもとより、悪意によってもたらされた音として、『罵音』による作品制作を行います。様々な悪音による行方を、参加者と一緒に作っていきたい次第です。ノートパソコン持参で来ていただけると、嬉しいです。

当日は、相談と実践の二部構成になります。相談では、参加者それぞれの「罵音」を考えていきます。声を出すだけではなく、紙に書く、携帯やパソコンで書き込む、机を叩く、黒板を引っ掻く笑などなど、それぞれの「音」を決めていきます。実践では、「11分6秒の罵音」という作品を参加者全員で作ります。相談で決めた「音」を、11分6秒がんばって鳴らす(けっこう長い笑)という時間です。


日程:11月15日(土)開場:18:00 開演:19:00 
入場料:1,500円(1drink)
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松田 修 Oshamu MASTUDA

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[3]★月一セッション|[アジアで上演する #3] 武藤大祐(ダンス批評)×岸井大輔


アジアを概念化し、西洋芸術に接ぎ木して作品製作をすることは、歴史を振り帰るまでもなく、陳腐であり、かつ危険な飛躍となりやすい。しかし、それを承知の上で、アジアに新たに向かい直す芸術家が増えている。しかも、彼らは、表現形式として展示ではなく上演を志向することが多いようだ。そこで、何人かの「アジアで上演する」アーティストにスポットをあて、発言を記録、交流し、結果新たな組み合わせによる上演までやれたらいいなと考えている。


日程:11月17日(月)19:30〜
入場料:2,000円
定員:30名(要予約)
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岸井大輔 Daisuke KISHII

  • 劇作家。1995年より、他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品を制作している。代表作『P』『potalive』『文(かきことば)』『東京の条件』

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武藤大祐 Daisuke MUTOU

  • ダンス批評家、振付家群馬県立女子大学文学部准教授(美学、ダンス史・理論)。20世紀のアジアを軸とするダンスのグローバル・ヒストリーを研究しつつ、それをふまえた「ポストコロニアルな振付」の手法を構築中。NPOダンスボックスの「国内ダンス留学@神戸」でのワークショップなどで実験している。共著『バレエとダンスの歴史――欧米劇場舞踊史』(平凡社)、論文「大野一雄の1980年」(『群馬県立女子大学紀要』第33号)、「イヴォンヌ・レイナー『トリオA』における反スペクタクル」(同30号)、「差異の空間としてのアジア」(『舞台芸術』12号)など。韓国のダンス月刊誌『몸』で時評を連載。Indonesian Dance Festival(ジャカルタ)共同キュレーター。振付作品に『来る、きっと来る』(2013)がある。

http://members.jcom.home.ne.jp/d-muto/


「アジアで上演する」特設サイト(近日公開予定)
http://presentonasia.wix.com/

〈アジアで上演する予約方法〉
以下の内容をイベント前日までにメールで送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈タイトル〉アジアで上演する予約
〈メールアドレス〉info@blanclass.com
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数