今週土曜日のLive Artは、昨年の4月に行ったパフォーマンス［トランスフォーめいそう］に引き続き、橋本匠がソロで2度目の出演。
前回のパフォーマンスでも、サイファーというよりもしゃべくり？ といったほうが良いのか？ 独特な語りを駆使しながら、自身の創作の原点を、祖母から伝えられた「書」に見出し、書いては消える意味と形（水で字を書くとあっという間に蒸発する特殊な紙を使って）の中に、今語るべき言葉を探し探し、たった今目の前にしている事柄から、最近気になるニュースから、学んだ美術史から、拾い上げた言葉を、独特な身体の動きで繋ぎながら展開していくものだった。
今回のサブタイトルは「ラスコーの洞窟とX」というから、洞窟のような暗転から始まるのだろうか？ あるいは創作の原初的な欲求みたいなところを、前回よりももっと遡ってから始まるパフォーマンスなのだろうか？
基本は即興だから、その時の状況にも左右されるはず。ちょっと可笑しみを感じるじゃべりと動きで、その場にいるお客さんをぐるぐるとうねりの中に一緒に巻き込めたとしたら、それが大成功なのだろう。
そういう新ジャンルなのだと思って、ぜひお気軽にパフォーマンスをお楽しみください。
こばやしはるお
〈blanClass放送室〉
5月13日（土）Live Artのゲスト橋本匠さんの放送室を収録しました。前回、blanClassで行ったパフォーマンスの映像をプロジェクションし、今回のパフォーマンスについて語っています。こちらもぜひご覧ください。（放送室進行：みやざわひびき）
2017/4/18/橋本匠/blanClass放送室
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パフォーマンス（身体表現）１時間程度｜橋本 匠［トランスフォーめいそう #2.ラスコーの洞窟とX］
http://blanclass.com/japanese/schedule/20170513/
https://www.facebook.com/events/246895842445582/
僕のライフワークです。
前回の発表は昨年の４月。
一年が経ちます。
繰り返す時間をくるみ、
瞬間でスパッと切り、出したい。
よくできた出汁巻き玉子のように。
それをお客さんと美味しく食べたい。
何をやるかというとパフォーマンスです。
少し笑えると思います。
日程：2017年5月13日（土）
開場：18:30 開演：19:30
入場料：1,600円（ワンドリンク付）
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橋本 匠 Takumi HASHIMOTO
- トランスフォーマー。美術シーンを中心に多くの場でソロパフォーマンスを発表している（したい）。岸井大輔氏の演劇プロジェクト「始末をかく」は全ての本公演に参加。「吉原芸術大サービス」運営中心メンバー。三人組褌演劇unit「山山山」代表。
