小林晴夫さま
ご無沙汰しております。
いつも告知のメールをいただいて、そちらに行けないながら想像をしていました。
そして今回、長期休暇に入られるとのことで、また20日に用事があって行けないこともあって、不躾ながらご挨拶のメールさせていただきます。
2009年の台湾のレジデンス選考以来、いろいろな機会をいただいて感謝しかありません。
2012年の新年会に呼んでいただいたことで眞島さんと直接お話しできるようになり、
またある日の訪問で晴夫さんに近藤愛助くんを紹介していただいて、その後長きに仲良くすることができました。
またそれ以外でも、パフォーマンスとは縁遠かった僕の制作や作家像に違う角度を与えていただいて、本当に深く深く感謝しています。
あのブランクラスのライブラリーに初めて入ったときの感触は、自分が触れてこなかった美術の積層に触れることができた瞬間でした。美術の大学を卒業していながらアートの研鑽にほど遠く、1人もんもんと制作をしていた僕にとって、ブランクラスの空気は美しく写っていました。
僕にとっては、アートのことを話すことができる数少ない場所でとても大事な場所です。
個人としては3回、高橋くんとの共同では2回、ブランクラスの長い歴史の中で小さいながら関われたこと嬉しく思います。
いつかまたどこかで、ブランクラスに触れることができることを楽しみにしています。
お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
いでけんじ
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★blanClass10周年記念+クロージングパーティー|
モバイルキッチンでできること#3[○月○日の料理]
2014年にblanClassの新たな機能として登場した〈モバイルキッチン〉をつかったパーティー第3弾。
10周年を迎えると同時にすでに「休業」を宣言しているblanClassから、あえて〈モバイルキッチン〉登場の元にあった改造/拡張というアイディアを引き継いで、「blanClassの日」という新たな機能を拡散できないだろうか。ときに日付は一度だけ起こった特定の出来事と結びつき、その周期の運動において「何か」を到来させる。しかし一方で(あるいはだからこそ)、国民の祝日から極めて個人的な記念日まで、日付のその特性はしばしば恣意的にさまざまな形で利用されている。
毎週土曜日に開かれる一夜完結のイベントが始まった「10月17日」を改めて「blanClassの日」に制定したとき、あなたはそれをどんな日として思い出すだろう。
というわけで、「ご飯をつくることで社会らしきものをつくること」(2014)、「だれかのためのデモンストレーション」(2015)に続く今回のテーマは「○月○日の料理」。それぞれのゲストがつくる特定の日付のための料理を食べながら、みんなで10周年を祝いましょう!
ゲスト:荒木 悠/梶原あずみ/金 善瓔/BARBARA DARLINg/野田京子/古市久美子/ヤング荘(津山 勇+北風総貴+安野洋佑)ほか
遠隔参加:奥村雄樹+見増勇介/佐々 瞬/増本泰斗/百瀬 文 ほか
企画:永田絢子/良知 暁/blanClass
日程:2019年10月20日(日)
開場:13:00(なんとなく開けてますのでお気軽に…)
パーティー:17:00(ゆるゆると始める予定)
参加費:2,000円